最初の15分間は心配したけれど。
ローテーションによって大幅に選手を入れ替えつつも、マニータ(5-1)でレバンテに快勝したFCバルセロナ。1週間前のイダをすでに1-4で勝っていることもあり、モチベーション面では難しい試合でしたが、集中してプレーに臨んだ選手たちをタタ・マルティーノ監督は高く評価しています。「最初の15分は先制されただけでなく、激しさも足りなかったので心配したけれど、残りの70分は激しくプレーできた。ゴールもたくさん決まったし、満足しているよ」
今回のレバンテ戦における1つの注目点は、アレクシス・サンチェスが後半、いつものサイドではなく中央でプレーし、抜け目なく2点を奪ったことです。「それも1つの可能性だね。アレクシスは非常に激しくプレーする選手。彼がこれからもそのポジションでプレーすることはありえるよ」
アンドレス・イニエスタが怪我から復帰し、45分間出場したのも明るいニュースです。「アンドレスとは少しプレーしようと話をしていたんだ。彼は慎重にプレーをしていたように見えたね。重要なのは彼が良い感触を得ることだ。怪我はもう治っているよ」
「契約延長の話はしていない」
コパ準決勝へと駒を進めたFCバルセロナは、順当にいけば、アノエタでのイダを3-1で勝利しているレアル・ソシエダとの対戦となります(そしてラシン・サンタンデールは給料の未払いを理由に会長たちの辞任を求め、辞任がない場合はブエルタのボイコットも宣言している)。「明日、何が起こるか私には分からない。試合が行われるのかどうかも分からない。ただ最終的にレアル・ソシエダが対戦相手となったなら、非常にハードな準決勝となるだろう」
来季で終了するタタさんとの契約を、バルトメウ新会長は2016年まで延長したいと望んでいます。それについて両者で話し合いがあったとする報道もありますが、ミスターはこれを否定しています。「それは確かではないよ。私はクラブからのサポートに大変満足しているし、この段階でのそういった親切は必要としていないんだ。自分がサポートされているのは感じる。けれども話し合いはしていないよ」
そしてマルティーノ監督は、激しい雨が降っているにもかかわらず、仕事のある平日の22時にスタジアムまで足を運んでくれた素晴らしきファンに対し、こう謝意を表しました。「スタジアムを訪れた25,000人は勇敢だよ。私に出来るのはただ感謝をすることだけだ」。これに対して“酷い観客数”だとか揶揄する某新聞、●●●!
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