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ロウラ「このリーガタイトルの喜びを曇らせることは、誰にもできない」

 

リーガで勝つことの難しさを再度強調した第二監督。

ゲーム終盤にやっとこさレバンテの堅守をこじ開け、1-0での勝利を手にしたFCバルセロナ。これにて今季の一番の目標だったリーガ優勝へと、彼らはまた一歩近付きました。残る6試合のうち、2つに勝利すればタイトルが確定する状況。次の土曜日にバルサがサン・マメスで勝ち、カルデロンでマドリーが敗れれば、それでタイトル奪還は達成となります。もしアトレチコがいつものアトレチコだったとしても、2週間後のベティス戦にて自力優勝を決めることが可能なティトチームです。

 

大きな意味のあるタイトル

簡単ではなかったにせよ、きっちりと3ポイントを獲得したチームに、ジョルディ・ロウラは満足感を表しています。「このリーガの重要性を、私たちはいつも強調してきた。このコンペティションは非常にハードで、レバンテはとても良いチームだったよ。もし私たちが試合に引き分けていたとしても、それは激しさが足りなかったわけでは決してないんだ。それはまたこのリーガの難しさの証明でもある。好不調の波があるのは普通のこと。私たちのプレーに流動性がない時間帯があったのは確かだけれど、レバンテはとても真摯に試合へと臨み、彼らの守備は堅かったよ」

今季のバルサのプレーに、サイクルの終焉を叫ぶ向きは多くあります。「ずっと勝ち続けることは不可能だ。けれども、あと2試合に勝利することで、私たちはリーガを制する。それはこの5シーズンで4度目の優勝を意味するし、私たちが戦っている偉大なライバルたちを考慮すれば、ものすごく大きな意味を持つだろう。このリーガタイトルの喜びを曇らせることは、誰にも出来ない。史上最高のレアル・マドリーに対し13ポイントのリードを付けているのは、私たちの功績なんだ」

バイエルンとのブエルタを前に、次節でリーガ優勝が決まるのがいいのか、それともチャンピオンズ準決勝が片付いた後、カンプノウのベティス戦で万歳三唱をするのがいいのか。第二監督の意見はこうです。「私たちはビルバオへ勝利を目指しに行くし、このままの流れで行けば、ベティス戦でタイトルが決まるだろう。1試合ずつ進んで行くことが私たちのモットーだけれど、少しでも早くカンペオンになれるのなら、それがベストだよ

 

重要なのは、アビダルがフル出場を果たしたこと

レバンテ戦の主役は殊勲の決勝ゴールを決めたセスク・ファブレガスと、420日ぶりに先発へと復帰し、フル出場を果たしたエリック・アビダルでありました。「今日は彼やチームにとって、とても幸せな日だよ。エリックは試合を全うし、パフォーマンスも良かった。フットボル的に、彼のプレーはハイレベルだったと思う。上手くペース配分し、カットもパスも上々だった」

アビさんに関しては、最近では契約延長の話題がしょっちゅう取り上げられていますが、第二監督は「この今の状況を楽しまなければ。契約の件を話し合う時間は、シーズン終了後にあるだろうからね。そんなに急ぐ必要はないさ。重要なのは長期間の戦線離脱を経て、彼が試合にフル出場を果たしたことだよ」とコメント。火曜日の先発の可能性についての質問には、「これから全ての要素を評価し、決定していく。コンディションの良い選手は誰も、ミュンヘンで先発する可能性がある」とかわしています。

そして最後に、バイエルン戦に関してのコメントはこちらです。「バイエルンはとても強いし、並外れたシーズンを送っているね。けれども私たちもまた高い競争力を備えたチームで、フィジカルや感覚も回復してきている。大きな意欲をもって、決戦に臨んでいくよ」

FCバルセロナ 1-0 レバンテのマッチレポートはこちら

 

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