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メッシ「体が良しと言う時、復帰する」

怪我後に言われていることの多くはウソだ、とクラック。

アルゼンチンのスポーツ紙Oleが17日(日)、母国の英雄リオネル・メッシのインタビューを掲載しました。ベティス戦で全治2ヶ月の怪我を負ってから、メッシがメディアの取材にじっくり語るのはこれが初めて。ということで、18日のSPORT紙とMUNDO DEPORTIVO紙はどちらもこのインタビューでのコメントがメイン記事になっています。繰り返されてしまった怪我をどのように受け止め、現在はどのような心境でリハビリに臨んでいるのか。レオが強調しているのはこの不運の連鎖が単なる偶然であり、それ以上に話を大きくする必要はない、ということです。

起こるべくして起こった怪我

インタビューの冒頭で、レオ・メッシはまずこう語っています。「予期していなかっただけに、悲しいよ。怪我がすぐに再発したことでブーイングもあったしね。でも気に病んでることはないんだ。この怪我は起こるべくして起こったもの。その背後にあるものを探す必要なんてないよ。悪い動きをしたから、僕は怪我をしたんだ

ムンディアルを前にしたこの2013年に、バルサや代表戦でもうちょっと休んでおく必要があったのではないか?その質問に対してレオはそうは思わない、と答えました。「怪我は良くないけれど、自分はやり方はなにも変えていなかっただろう。この怪我は起こるべくして起こったんだ。たくさん試合に出ているのは僕だけじゃないからね・・・ リーガでは誰もが同じようにしている。バケーション中の試合出場は、プレッシャーのかからない単なる気晴らしだよ。みんなで一緒になって、社会的テーマのお手伝いをしてる。僕はそれを楽しんでいるんだ」

新年を迎えて怪我が治れば、いよいよ本格的にちらついてくる夏のムンディアル。そこへと向けてトレーニングプランを変更するつもりはあるのですか?との問いにクラックは、「シーズン序盤と同じプランを継続していく。変な事をする必要はないよ」と回答し、「ムンディアルが迫るからといって変更は無用だよ。その時期が来れば、重要な大会のためにトレーニングをしていく」と述べています。

ファンホ・ブラウとの関係

今回の怪我で話題の一つとなっているのは、バルサがメッシの食事を変えたのではないか、以前はメッシに陰のように付き添っていたトレーナーのファンホ・ブラウが、現在では少し距離をとっているのではないか?との推測です。これらの件に関してレオは改めて事情を説明しています。

「それは何も知らない人たちが話している類のことで、真実じゃない。食事も以前と変わりはないし、僕はいつも同じふうにしてる。作り話は山ほどあるよ・・・ それに僕はプレシーズンを理想的な体重で開始している。物事が上手く行っていたときから、何も変更はないんだ。ファンホに関しては、彼は今もバルサの物理療法士だし、クラブが彼をトレーナーのボスにしたことで、大きな責任を負っている。キャリアを上げている彼に、(自分に付き添えといって)その可能性を摘むようなことを僕は言わないよ」

そしてアルゼンチンからリハビリの専門家がやって来たのは確かですか?との質問には、「ううん、誰がそう言ってるの?もう一度繰り返すけれど、変わったことは何もないんだ」と答えたメッシ。記者さんもそれ以上はツッコミは入れていません。

自分ではリミットを設定しない

続いて、4月から筋肉系のトラブルが続いていることに関して分析する考えはないのですか、との問いには、「周りはいろんなことを言えるけれども、僕の怪我は偶然によるものだった」と強調するメッシ。でもフル出場する必要のない試合もあると今では分かってますよね?何か自己批判は?と訊ねる記者さんに対し、バルサとアルヘンの10番はこう語っています。

体の状態が良いと感じれば、必要に応じてプレーをするよ。自分に限界を置く理由は僕にはないからね。監督が交代を望むのであれば僕は交代をするし、それでどうということはない。存在しないものを探す必要はないんだ。後からあれこれ言われるのはすべて作り話だよ」

インタビューの最後、新年にプレーを再開するプランかとの質問にレオは、「本当のところでは、アルゼンチンに行くかどうか分からないんだ。そういう話になってるけれどね。自分の体がOKだと言ってきた時にプレーを再開する。それが僕のプランだよ

 

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