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イニエスタ 「好いプレシーズン」

チームは監督を信頼しているとバルサの8番。

FCバルセロナのクラック、アンドレス・イニエスタが11日(月)、朝夕トレーニングの合間を縫ってあるイベントに参加しました。クラブのメインスポンサーの1つであるビール会社エストレージャ・ダム主催のイベントで、そこでドンはキャンペーンで選ばれた幸運なるファンたちとミニゲームをしたり、記者会見にてチームの現状について語ったりしています。

会場となったのはバルセロナ市内の臨海部、バルセロネータにあるクルブ・ナタシオ・バルセロナ(Club Natacio Barcelona)という総合スポーツクラブ。直訳すればバルセロナ水泳クラブとなるこちら、1907年に創立された伝統あるクラブで、スペインに創られた初めてのスイミングクラブなんだそうです。得意競技は、国内外で多くのタイトルを獲得している水球。公式ウェブサイト(こちら)を覗いてみると、立派な屋内プールのほかにも、フィットネススタジオや屋外プールも。地中海のすぐ側のプールで泳ぐなんて、最高じゃないでしょうか。総合スポーツクラブなので、テニスコートやパデルコートなども完備です。

プレシーズンは鍛えるためにある

アンドレス・イニエスタを招いてのイベントが行われたのは、そのテニスコートでした。その後は、隣りのビーチフットボルコート?に設置されたスペースでの記者会見。イニエスタはアイスクリームメーカーのKALISEのメインキャラクターをこの数年務めたりもしていますが、なんとなく砂浜とはイメージが合致しません^^;

それはさておき、ルイス・エンリケが鋭意強化中のチームについて、ドン・アンドレスはこんなふうに語っています。「トレーニングはとても良い具合に進んでいるよ。監督が求めるものを、僕らは少しずつ掴んできている

バルサはこの夏、トレーニングに重点を置き、親善試合は5つだけです。これからリーガが開幕するまでの2週間も、プレーするのはガンペル杯のみ。あとはひたすらに鍛錬が続きます。「プレシーズンはフォームを上げるために役立つものだし、チームは良くなっていってる。僕はそれはとても好いことだと思うよ。特に新加入の選手が多くいる時はそうだし、それによってコンセプトを鍛えられるからね。シーズンの準備をするには、遠征や試合が多くないのは申し分ない方法だと思う。このやり方が正しいものであって、チームが良い状態になれることを期待してる」

変わるべきは自分たち

イニエスタはまた、鬼教官ルイス・エンリケについてはこう述べました。「彼は要求度の高い監督だけれど、僕らが行うトレーニングは全てボールを用いている。より楽しいやり方で、戦術面を練習しているんだ。大事なのは選手が監督を信じることだし、その意味で僕らの信頼は完璧だ

そして。「要求のレベルは、トレーニングや試合の際に各選手が設定するものだからね。監督が代わって、別のアイディアが導入されるだけでは、何も変わりはしないんだ。問題は僕らが適応し、チームを機能させるために監督が適切だと考えることを実行していくことだよ」

セントロカンピスタによれば、雰囲気も上々のようです。「ロッカールームは再び勝利したい、またファンに楽しんでほしいとの期待で満ちているんだ。チームは団結しているし、アイディアはハッキリしている。全てのタイトル獲得を目指して戦っていくよ」

また、先日決まったカピタングループについては、「チームが機能するためには、各自が関わっていると感じないといけない。僕らには物事を正しい方向へと進めるための健全なグループがある」とコメント。セルヒオ・ブスケツが第4カピタンに選ばれた件には、「チーム内で重要な存在だということ」と説明したドンでした。

最後、各クラブが次々とポルテーロを決めていくなかで浪人となっている親友のビクトル・バルデスに関しては、「残酷な結末になってるね。本当に気の毒なことだよ。僕は彼のヒザが良くなっているのを知ってるんだ。全てが上手く運んで、彼がすぐにピッチに戻れることを願っているよ」と語っています。

 

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