クアドラードはバルサ待ち

フィオレンティーナは最終期限を20日に設定と。

無冠に終わった失意をさっさと遠い忘却の彼方へと消し去るべく、2014年夏のバルサは精力的な補強活動を行ってきました。ここまでは6選手が新たに加入して2人のカンテラーノが出戻り、そして1人が昇格と、合計9人が新顔に。現在は最後のひと頑張りと、フィオレンティーナのファン・ギジェルモ・クアドラード獲得に精を出しているところです。この夏長きにわたってバルサメディアを賑わせた作戦もいよいよ結末の時を迎えるのですが、なんでもクアドラード本人の希望はカンプノウでのプレーだとか。ならばあとはそう難しいことではありません。バルサにどんだけのユーロを支払う準備があるか、になります。

当初よりバルサ入団希望

一時はもう“バルサには可能性はほとんどない”、“マンチェスター・ユナイテッドで決まりだろう”と見られた移籍交渉が、今もこうして決着せずに続いているのは、ひとえにファン・ギジェルモ・クアドラードの意向があったからだと13日付のSPORT紙は述べています。そうでなければバルセロナが彼を獲得する可能性は数週間前に霧散し、コロンビア人カリレーロは今頃、バンバンの下で赤いユニフォームを着用していたであろう、と。それだけマンチェスター・ユナイテッドからのプッシュは、熱烈だったようです。

しかしクアドラードは首を縦に振らず、今に至っている。SPORTによればその理由はクアドラードが青えんじのユニフォームを着たがっているからであり、その希望は1月に彼の代理人アレッサンドロ・ルッチ氏がアンドニ・スビサレッタと第一接触を持った時から芽生え育まれている、のだとか。となるとフロントは、ルーチョ云々の前からクアドラード獲得に動き出していたことになります。クアドラードのバルサ愛に関しては、彼がメッシやネイマールのユニフォームを持って笑顔で写っている写真が、初夏頃からメディアに登場しています。

バルサとクアドラードは、ムンディアル前にはすでに仮合意を交わしていたそうです。出来ることならばムンディアル前に移籍交渉を終わらせておきたかったであろうのは間違いないですが、ウディネーゼと共同保有だったクアドラードの権利がフィオレンティーナに一本化されたのは6月中旬。ブラジルにてグループステージが盛大に行われていた頃で、ハメス・ロドリゲスらと共にC組首位通過に貢献した彼の値段は、すでにグイグイ上昇していました。商機を見出したフィオレンティーナによってムリめな高値が付けられたクアドラード。事態がさらに厳しくなったのは、本気のマンチェスター・ユナイテッドがここに参戦してきたことでした。

あとはバルサがどう動くか

7月上旬、バルサメディアの関心は他のオペレーションに移ります。イタリア戦でがぶり事件を起こしたルイス・スアレスやクラウディオ・ブラボ、ジェレミー・マテューの獲得、チャビの去就についてがこの時期のメインニュース。クアドラードの件が再び中心となってくるのは、プレシーズンが始まった22日頃のことです。一方でマンチェスター・ユナイテッドはフィオレンティーナに3,500万ユーロの公式オファーを提出。これを受けてバルサはビオラさんから、あなたたちはどうするおつもりですか?との問い合わせを受けたみたいです。

ムンディアルを終え、夏休み中だったクアドラード(代理人)の元には、フィオレンティーナやマンチェスターからの「どうする?どうする?」の電話が絶えなかったことでしょう。これに対しコロンビア人カリレーロは、バルサからのきちんとしたオファーを見なければ返事は出せない、と一時保留を繰り返していたらしく。ユナイテッドからの提示額(4,000万ユーロにアップ?)が今一歩アンドレア・デッラ・バッレ会長の希望に届いていなかったことも、フィオレンティーナが選手の待ったを了承した理由だとSPORTは述べています。そして彼らはファイナルアンサーの期限を20日(水)に設定したと。延長、延長の繰り返しだったこの件も、さすがにそこらで終了しましょう。

夏の初め頃から、どうしてもクアドラードを獲得したいと報じられていたバルサフロントが、相思相愛らしいこの件をここまで引っ張っているのはやはり、資金調達の目処を立てるためでしょうか。不透明だったダニ・アルベスの去就、セントラル補強、放出オペレーションがあらかた片付けなければ、どこまでオファーを頑張れるかが分からなかったとの推測。ということで、マンチェスターさんに並ぶくらいの金額を提示すれば、夢だったクアドラードがカンプノウにやってくる、そんな感じとなっています。

アルベスはやる気満々マン

一方で、クアドラードが来ればポジション競争をすることになるダニ・アルベスは、我関せずとトレーニングに励んでいます。こちらもSPORT紙情報ですが、ダニはスタメン獲得へと確かな自信を抱いていて、ルイス・エンリケとの間にも良いフィーリングを手にしている様子。彼はまだこのプレシーズンはゲームには出ていませんので、トレーニングでの感触がとても好いのだと思います。バケーション中もサボることなく、自主トレで身体を絞っていたのでしょう。同紙はまた、アルベスの陽気さとポジティブなエネルギーがチームに良い影響を及ぼしていることをルイス・エンリケが評価している、とも記しています。ガッツ兄貴は熱意やキャラクターのある選手は好きそうなので、モントーヤも含めたポジション競争は興味深いものになりそうです。

 

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