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メッシ好調の理由

食事面を見直し、3.5kg減量。

日曜日にプレーされるバルサ対マドリーにおいて、大きな注目を集めているのがマンチェスター・シティとの2試合でも別格のパフォーマンスでチームを牽引したリオネル・メッシです。2012年に年間91ゴールを決めた際には、さすがにこれがMAXだろうか、と思っていたら、最近はアシストやら右足シュートやら献身やらでさらに新境地を開拓。世界最高選手の名を欲しいままにしながら、これからもまだ進化するであろうと感じさせるなんて、信じられないことです。どれだけの鋼メンタルですか。

この2月以降のメッシのプレーには目を見張るものがありますが、MUNDO DEPORTIVO紙が明かすところによりますと、その背後にはやはりといいますかクラック自身による不断の努力があるそうです。というのも、昨季は41ゴールと“メッシとしては不本意な”成績に終わったことで、今季の逆襲に燃える彼は、内側からの肉体改造に着手。まずは新しいイタリア人栄養士さんを招き入れ、昨シーズンより3.5kgの減量に成功したそうです。ネイマールは筋肉量を増やすことで倒れにくい体にした、と言われていますが、メッシは減らしたわけです。

さらに秋頃からアルゼンチン代表で信頼を寄せるマッサージ師マルセロ・ダディー・ダンドレアさんが頻繁にバルセロナを訪れて彼を見ていることも、プラスになっている模様。そうして身体が軽くなったことで、メッシはグラウンドで以前よりもひらりひらりと相手をかわすことが可能となりました(偶然か否か、最近は嘔吐をしなくなったともMD紙)。

ジムでの居残りトレーニング

さらに、メッシの闘志に火をつけたのが年始の幾つかの出来事です。2015年の年明けは、世界ナンバーワンクラックの周りではいろんな事が起こりました。バケーション明けのトレーニングでルイス・エンリケと衝突したと伝えられたり、アノエタのレアル・ソシエダ戦で敗れた事が発端となってプチクライシスが勃発したり、バロンデオロ授賞式では変な雄たけびを上げたポルトガル人に「来年はメッシに並ぶよ」と言われたり。そういうことが重なり、レオのモチベーションはさらに上がったようです。

MD紙によりますと、欠席騒動が起こったレジェス・マゴスのファン向け公開練習以降、メッシは毎日(チーム練習が休みの日も)早くにトレーニング場へと出勤し、通常のチームメニューをこなした後も、ジムで個人的なトレーニングを行ってから帰宅するのだとか。そうして鍛錬に励んだ結果、今のフォーム上々のクラックとなったのでした。

また、以前は人付き合いをせず、内気だと言われていたメッシですが、最近は人間としても成熟し、愛想が好くなった、周りに作っていた壁もなくなっていっている、とも同紙は記しています。そういった変化がバルセロニスタにとって嬉しいことなのは間違いなく、求心力を増したエースの周りでチームがぎゅっと一つになっているなら何よりです。やはりチームメイトたちから愛されるって大事。心身の充実あってこそのグラウンドでのハイパフォーマンスですよね。マテ茶仲間が増えたのも好かったかも^^

 

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