自分の収入のためにカンテラーノを移籍させた、との批判を巡り。
先週金曜日(7日)にカタルーニャの複数のメディアに掲載されたジュゼップ・マリア・バルトメウ会長インタビューは、一部で波紋を呼びました。理由はカンテラーノの引き抜きについて、彼が「金のために動くエージェントたちがいる」と代理人を批判し、例としてプジョルの名前を出したこと。たしかにそんなエージェントもいるでしょうが、エリク・ガルシアがシティへ移籍したのはカルラス・プジョルとイバン・デラペーニャが金を得るためと仄めかすのはさすがにただでは済まない。バルトは直ちに行動を起こさねばなりませんでした。
バルトメウは謝り、プジが受け入れた
8日付のSPORT紙によると、このバルトメウ会長の発言に、プジョルはたいそう不快感を示したそうです。そして最初はどこかのメディアの取材を受けて反論する、もしくはSNSで論争を仕掛けることも考えたらしいのですが、それをしてしまうと騒ぎはなかなか収拾がつかなくなる。どこかの政治家と違って分別のある元カピタンは最終的に、バルトメウ会長との電話解決を選びました。
この電話でプジが主張したのは、自分は金で動く人間ではない点です。4年前にバルサを退団した際も、2年残っている契約を解除し、見返りに1ユーロも求めなかったじゃないか。その言葉に対してバルトメウはプジョルを引き合いに出したことを悔やんで謝り、キミたちをラ・マシアを意図的に傷つけるペセテーロ(守銭奴)と攻撃するつもりは全くなかったんだ、と説明した、そうです。
そこで男プジョルはその詫びを受け入れ、エリク・ガルシアが移籍したのはスポーツ的な理由からで、シティに行く方がバルサよりも質の高い出場機会を得られると考えた、と退団理由を改めて語ったそうですが・・・
そんな内々の話がこんな公の場で出ている時点で、誰かの妄想ファンタジーと見なしておくくらいで丁度いいかもしれません。プジョルが詫びを受け入れ、不快感が水に流されたのなら良いことですけれど。
ダニ・アルベスは「ウソだ」と反論
一方、同じインタビューでバルサ退団が「個人的理由」と言われたダニ・アルベスは、プジョルとは異なり、ツイッターを通じて「ウソだ!」と返答をしています^^;
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