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テル・ステーゲン「勝ち続けることに飢えている」

安定感抜群の守護神が、バルサスタイルについて語る

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リーグ戦の8試合を7勝1分の好成績で終え、首位を走るバルサを、文字通り最後尾から支えているのがドイツ人ポルテーロのマルクアンドレ・テル・ステーゲンです。我らの門番はここまでわずか3失点(チャンピオンズでは2試合無失点)と抜群の安定感を誇り、必ずと言っていいほど1試合に1度はパラドンで相手の得点を阻止。現在の世界最高ポルテーロの1人となってます。

足元でのボールさばき

そんなテル・ステーゲンがUEFA公式ウェブサイト西語版のなかで、エルネスト・バルベルデがバルサにもたらしたものや足でのプレーの重要性などについて説明。なかなか興味深いことを語っています。

まずはバルサスタイルにおける足でのプレーの重要性について。ポルテーロ(GK)の答えは、まず重要なのは足技よりも相手のシュートを止めることというものでした。

「このクラブでは足を使えるのは大事なことだけど、一番重要ってことでもないさ。一番大事なのはセーブをすることと、いつもアクティブであることだからね。フットボル選手としての(足の)能力が重要なのは、チームがポジショニングでのアドバンテージをもつ、そこで貢献できるからだよ」

「相手の得点機で守り、チームのプレーに参加してチームメイトたちの手助けをするためには、常にアクティブであり、注意を払っておく必要があるんだ」

一番大事なのはセーブをすることと、いつもアクティブであること

ポルテーロからパスをつなぐバルセロナでは特に、足でボールを持つ時のプレッシャーがあります。

「グラッドバッハで対処法を学び始めていたからね。どんなことにも解決策はあるものさ。難しいものや、大きなリスクを伴うものがあったりはするけれど」

「リスク要素は常に存在している。解決策を一つ見つけた時は、それを適用するよう努めてるよ。チームメイトたちと一緒なら、それはより簡単になる。それぞれの状況において必要な方法でボールをコントロールするうえで、僕は彼らを信頼しているんだ」

バルベルデの新しいアイディア

バルセロナに来て4年目となるテル・ステーゲン。2年目まではカップ戦を任され、3年目からリーガとチャンピオンズでゴールを守るようになった守護神は、自らの成長についてこう言います。

今は人間として成熟したよ。この3年間にはいろんなことがあったんだ。今日まで僕は信じられないほどに幸せだったし、ここでキャリアを続けていることを嬉しく思ってる。自分のしたいことをしてるわけだからね」

今のチームには「勝ち続けることに飢えている」とテル・ステーゲンは見ています。ではエルネスト・バルベルデがチームにもたらしたものは何か。ポルテーロの説明はこうです。

僕らの監督はまったく異なった視点を持ってるので、僕らが彼を支持しないといけない。彼は新しいアイディアを持っているから、そのコンセプトを僕らが理解したと確認する必要があるんだ。彼はまた、僕らのプレーに複数のオプションを導入していて、それによって僕らは選手として成長する。新しいことを学ばないといけないからね。そういった変更を進めていくことが僕らの仕事で、ここまでのところ、それは上々だよ」

今は人間として成熟したよ。バルサで信じられないほどに幸せなんだ

 

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