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バルトメウが選手放出を命じたという話

冬のマーケットで補強するなら、まず数名を売れと指示

ジュゼップ・マリア・バルトメウ会長がペップ・セグラ(スポーツマネージャー)とオスカル・グラウ(CEO)に対し、補強交渉を開始する前に数名の放出を実現するよう指示を出した、と24日付のSPORTは伝えています。二人は補強・放出における交渉と管理の担当者です。

SPORTがピックアップするのはこの6人

本当にバルトメウが重役たちセグラグラウに選手放出を命じたかどうかは不明とはいえ、チャンピオンズで夢を見るための補強を行うためには、まずスカッドを軽くしなければならないのは事実です。SPORTがいうには、クラブが放出を考えているのは2-3名。気になるのはその対象が誰なのか・・・?

結論からいくと、オファーを聞くとしてSPORTが挙げているのは次の6選手です。

  • ・ジェラール・デウロフェウ
  • ・アンドレ・ゴメス
  • ・アレイシ・ビダル
  • ・デニス・スアレス
  • ・アルダ・トゥラン
  • ・パコ・アルカセル

何人か、出すべきではない選手がいます。わたくしとして放出を望まないのは、デニス・スアレスパコ・アルカセルアンドレ・ゴメスバルベルデさんになんとか資質を開花させてほしい。去年獲得した93-94年世代を安易に切ることに素直に頷けません。というか、何故にデニスか。パコも結果出してるのに、不憫で。

バルベルデ、先発陣に食い込めるアタッカーを欲する
リーガでは11試合を10勝1分で乗り切り、チャンピオンズでも3勝1分でグループの首位。バルベルデバルサのここまでは非常に順調ですが、かといって無類の強さを感じさせるかというと、そうでもありません...

放出の理由は金銭面とスポーツ面

バルセロナがスカッドを整理したい理由は、大きく分けて3つになります。

  • 人件費を削減したい
  • ■売ってできるお金を補強資金の足しにしたい
  • カンテラをもっと起用したい監督の要望に応じたスカッドの軽減

膨れ上がっていく人件費を削減したいのであれば、年俸1,900万ユーロ(ルイス・スアレス級)を要求しているとSPORTが伝えるメスト・エジルを獲得することは矛盾します。出番の少ない若手を3人手放しても、エジルを獲ったら年俸総額減らん。

そしてカンテラーノのためのスペースを空けるのであれば、例えばホセ・アルナイスを起用するためなら競合するのはデウロフェウでしょうか。カルラス・アラニャーは見たいけど、そのためにデニスを切るのはどうかと思う。コウチーニョを獲ってしまうと、デニスアラニャーも影響を受けます。

結局のところ、冬の人員整理はあったとしてもアルダ・トゥランアレイシ・ビダルの、FIFA制裁がある2015年に入団して半年待ってくれた2人に落ち着くのではないかと。あとはひょっとするとデウロフェウ。2016年入団組はまだ見切らないんじゃないですかね。

 

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