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マスチェラーノ「バルサでの重要性を失った」

内々でクラブと自分に有益な結論を見出したい、とマスチェ

この冬でバルサを退団するのか否か。その去就が注目されているハビエル・マスチェラーノが、アルゼンチンのテレビ局 TyC Sports のインタビュー番組に出演。チームでの重要性を失ったことが、8シーズン目を過ごすバルセロナを離れたいと思うようになった理由だと説明しています。

「少し前、自分の状況をクラブに説明して、これは誰のせいでもなく、現実なんだって言ったよ。否定できないことが一つある。それはここ数年間、僕がバルセロナでの重要性を失っていってることさ」

「クラブや自分、みんなにとって有益な結論に達するようにしていくよ。バルセロナでの自分の状況は、内密に解決していきたいんだ。今のようなメディアで騒がれる状況は好きじゃない。おかげさまで理事会との関係はとても良好だから、内々で明らかにしていきたい」

もう一度自分が重要と感じられる場所を探す

もし移籍することになった場合は、「自分のすることが重要だと感じられる場所」で、「自分が重要と感じられる目標を探す」とマスチェラーノはいいます。

数日前のMD(ムンドデポルティボ)紙には、9月上旬のハードな日程が続いた時期(エスパニョール戦、ユベントス戦、ヘタフェ戦)に1分たりとも出番がなかったことがマスチェにとってのターニングポイントになったとの記事があったように思います。たしかにシーズン序盤は何故、というほど彼の出番はなかったですからね・・・。

そして恐れるのは、怪我の増加。バルサ入団から数年間は驚異の頑丈さを誇っていたヘフェシートゆえに、怪我の増えた最近の状況には不満です。

僕が一番怖いのは、この11ヶ月間で5回も筋肉を痛めていることなんだ。それは継続して試合に出ていないからだと思う。以前はこういうことはなかったからね」

このあたりも12月4日のMD紙は「マスチェ・ケースのポイント」として挙げていて、正しかったことがマスチェラーノ本人の言葉で裏付けられました。

それにしてもです、怪我でリハビリ中の選手がこんなふうにメディアに出てきて喋るのは珍しい。それだけマスチェラーノがクラブに希望し、許可を得たのだと想像しますが・・・ 彼のような選手の去就を、メディアが放っておくのは難しい。結論が出るまでは賑やかにいくでしょう。

このニュースのまとめ

  • ・マスチェラーノはクラブに自身の状況を説明した
  • ・バルサで失った重要性を、どこかで見つけ出したい
  • ・出場時間の減少が怪我の増加につながっていると考えている

 

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