マスチェラーノ 「200試合出場はハードワークの成果」

この数字を残せるとは思ってなかったとヘフェシート。

FCバルセロナの陰のカピタン、ハビエル・マスチェラーノが火曜日の国王杯ウエスカ戦にてバルサでの公式戦出場200試合を達成しました。2010 年夏のトゥレ・ヤヤ退団に伴い、ブスケツの競争相手としてリバポーから入団したマスチェでしたが、ペップ・グアルディオラは程なくして彼をセントラルへと コンバート。その後は守備の要として、火の車となる事が多々あった最終ラインを支えての200試合到達であります。高い守備能力とリーダーシップによって チームに不可欠な存在となり、今ではもう彼なしのバルサは怖くて考えたくないほどです。

努力したことで今がある

そのマスチェラーノが200試合出場を記念し、バルサの公式ウェブサイトでインタビューを受けています。彼のコメントが一々ステキなのはみなさんご存知のとおりですが、今回のもなかなか。インタビューのテーマである200試合出場に関しては、こんなふうに語っています。

「僕は普通は数字は重視していないんだけれど、ここのようなピッチ内外で競争のあるクラブで200試合出場を達成するのは決して簡単なことじゃないよ。全ての選手がプレーすることを望んでいるわけだから、過ぎていく時間の全てが(僕らにとっての)テストなんだ。自分がこの数字に届くなんて全く想像していなかったし、それはハードワークの成果だと思う。だからこそ仕事が上手くいった時は嬉しいね

4年間懸命に努力したからこその成果だとこの偉業を振り返った彼は、自分のことをこう考えています。「僕は自分のことを努力家だと思ってる。おそらく僕は生まれついての才能を持っている、違いを作ることができるような選手ではないから、いつも人一倍努力をしてきた。それによって今の自分があるんだ

そうしてスターとなった彼ですが、それで我を見失うことはありません。「私生活では、普通の人であろうとしているんだ。みんながすることをしてね。顔を知られる仕事の関係で難しくはあるけれど、出来るかぎり普通に振舞ってるよ。それに僕は自分の好きなことが出来て幸運だ。毎日、これから自分が大好きなことをしに行くんだと知って目覚めるためには、それが一番重要なことだよ」

驚きだったウェンブリー先発

このバルサでの200試合でマスチェラーノはリーガを2回、チャンピオンズを1回、クラブ・ムンディアルを1回、国王杯を1回、ヨーロッパスーパー カップを1回、スーペルコパを2回優勝しています(計8タイトル)。そのなかで最も嬉しかった瞬間はなにか。小さなボスの答えはこうでした。

「幸運なことに、ここへ来てからの僕にはたくさんの幸せな瞬間があったよ。もし1つを選ばないといけないのなら、それはウェンブリーかな。自分が出場できるとは、本当に期待していなかったんだ。てっきり自分の出番はないと思い込んでいたからペップが発表した先発メンバーに自分の名前があった時にはすごく驚いたよ。そしてあの夜のすべての出来事の結果、僕は夢を叶えた」

この時、マスチェが何故自分が先発から外れると思っていたのかは不思議です。2010/11シーズン終盤のセントラルはピケと彼がコンビを組むこと が普通になっていて、準決勝のマドリー戦を含む“クアトロクラシコ”でもスタメン起用されているからです(リーガでの1発目は出場停止)。マスチェラーノ はおそらく、自分ではなくプジョル(シーズン終了後にヒザの手術予定だった)が先発すると予想していたのでしょう。

長かった2010年夏

バルサに入団した2010年の夏は、マスチェラーノにとって長く心の落ち着かない日々でした。セスクとエジルがバルサ系メディアの話題の中心だったこの夏は(どちらも交渉成立ならず)、トゥレ・ヤヤが出場時間を求めてマンチェスター・シティへと移籍し、バルサはその代役探しに奔走。ヘフェシートがその本命だとメディアに書かれ出したのが8月10日頃で、ようやく入団が決まったのはイブラがクラブを去ったのと同じ8月29日、リーガ開幕の日でした。

長い夏だったよ。ムンディアルの間にラファ・ベニテスがインテルと契約を して、彼は僕に電話をかけてきたんだ。彼は僕をインテルに呼びたがっていたからね。彼がもう一度自分の監督になるというアイディアを僕は良いと思ったよ。 それでリバポーとの交渉が始まったんだけど、長引いてね。僕はリバポーに戻ってプレシーズンを開始したけど、その時はもうすでに退団を考えていた。そこに突然、バルサが現れたんだ。それからはバルセロナを夢見るようになったよ。名声もそうだし、バルサは世界最高のクラブの1つだからね。その時のバルサは絶頂期にあったし、、簡単ではなかったから、僕はかなりナーバスになってた。契約をしたのは(移籍)締め切りの2日前だった。最後の瞬間まで懸命に努力しなければならなかったけれど、僕はここに来たかったから、いつも自分を信じていたよ

自分にとってバルサとはなにか。マスチェは言います。「僕がこれまでにプレーした中で、一番重要なクラブであることは確かだよ。僕のキャリアにおける最も重要なステップだし、最高点。僕のキャリアはまだ終わってはいないけれど、求めることができる最大のものだと信じてるよ。ここのように要求されるものが大きなビッグクラブは、どんな選手にとっても最高のものだと思う」

 

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