アトレティコ戦をまえに、出場停止にリーチがかかる
さあ、議論の時間です。「木曜日のラス・パルマス戦では、ルイス・スアレスを温存するべきか否か?」
スアレスは現在カード累積が4枚。
FCバルセロナは中2日の日曜日にリーガ優勝争いにおける最大のライバル、アトレティコ・マドリーをカンプノウに迎えます。UDラス・パルマスは現在18位で、残留圏内(17位)のレバンテとは1ポイント差です。
リスク回避・・・
ルイス・スアレスを温存するメリットは、カード累積が5枚となってアトレティコ戦を出場停止になるリスクを回避することです。
先週末のジローナ戦の終盤、ルイシートは相手選手を掴んだりと、あからさまにカードをもらいに行く素振りを見せていました。
同じような試みをしていたジョルディ・アルバは審判から警告を受け、カナリア諸島へ行くことなくバルセロナに居残りとなったのですが、スアレスは見逃されてカード累積4枚のまま。現在の悩ましい状況となっています。
・・・取りこぼしては意味がない
一方、スアレスを温存することのデメリットは、強力な得点源が使えなくなることです。
アトレティコとの大一番を迎えるにあたって、現在の7ポイント差は絶対に死守したいですし、シメオネ組を意識しすぎてラス・パルマス戦で取りこぼしてしまっては何にもならない。
ここまでラス・パルマスはカサ(地元)でも4勝1分7敗、得点13・失点24と低迷していますが、グラン・カナリアでは毎回苦労しますから戦力を温存しすぎるのは少し怖いです。
(出場停止のジョルディ・アルバに加え、負傷したネルソン・セメドの欠場は確定、ジェラール・ピケも休ませるのではないかと見られる)
同じように、コパ決勝出場停止にリーチのかかったバレンシアとの準決勝ブエルタ(第2戦)を、スアレスは無事警告を受けることなく乗り切りましたし、今回も心配に及ばないかもしれません。
アルカセル先発がベター?
彼を先発させるのか、ベンチスタートか、それとも招集外にするのかの決断は、エルネスト・バルベルデに委ねられることになりました。
スアレスは元々欠場する気だったようですし、バルベルデと話し合ってどうするか決めるでしょうが、一番無難なのは彼を招集しておいて、まずはパコ・アルカセルに賭けることですかね。
レオ・メッシを偽9番にして、両エストレーモにウスマン・デンベレとフィリペ・コウチーニョの4-3-3も可能。
カナリアチームの監督はパコ・ヘメスですから、バルサには相性が良いでしょう(ラーヨ時代はめった打ち)。新しいオプションを試してみるのも悪くないか。
コメント
アルカセル使ってほしいですね。
怪我明けで調子を落としたのは確かですが彼を見切るのは早すぎるでしょう。
そもそも、リーガ優勝を確実にしたいとはいえ日程の厳しいラス・パルマス戦でローテーションを恐れるのも慎重に過ぎる気がします。
お隣の失敗例もありますが、バルベルデ監督には責めの姿勢も見せてほしいです。