長距離移動+中2日のバルサ、近距離+中3日のアトレティコ
FCバルセロナは次の日曜日、カンプノウにアトレティコ・デ・マドリーを迎えての大一番を戦います。
リーガの今後に大きな影響を与える首位 vs 2位対決。
この重要な試合にバルベルデチームは、不利なフィジカル状態で臨まなければなりません。
ラ・リーガの理解に苦しむカレンダー設定のせいです。
ラス・パルマスで試合を終えた69時間30分後に、アトレティコ戦
ラ・リーガは時々、FCバルセロナにキツい日程を与えてきます。
他のチームに対してどうなのかはよく知りませんが、バルセロニスタとして「これは・・・」と思うことがシーズンに何度かある。この1週間の日程がそうです。
今回ヒドいと感じるのは、リーガ第26節 ラス・パルマス対バルセロナの開催日です。
この試合は3月1日(木)の21時にカナリア諸島州ラス・パルマス県にあるスタジアム、グラン・カナリアでキックオフになりますが、バルサはその3日後、3月4日(日)16時15分にアトレティコ・マドリー戦が組まれています。
つまり、ただでさえ移動距離の長いラス・パルマスで試合を終えた、そのわずか69時間30分後(中2日)にシメオネ組と対戦しなければならない・・・。
21時にキックオフのラス・パルマス戦なので、試合が終わって大急ぎで着替えてスタジアムを離れても、一行を乗せた飛行機がバルセロナに帰着するのは日付の変わった金曜日の3時35分だそうです(SPORT)。
回復期間が1日多いシメオネ組
苛立ちを膨らませるのは、先週土曜のジローナ戦からラス・パルマス戦までには中4日もあることです。
これは中3日にしてほしかった。
ラス・パルマスもバルサも先週末は土曜日に試合だったので、第26節を水曜にすることに問題はありません。
むしろ、土曜日に試合をした2チームの対戦が何故、次の木曜なのか。
さらにです。
カンプノウに乗り込んでくるアトレティコの第26節が、2月28日(水)に本拠地ワンダでのレガネス戦ですから、不公平感がぬぐえない。
バルセロナはリーガで最も移動時間の長いラス・パルマス遠征(3時間30分)から深夜に戻って中2日、シメオネ組は回復期間が1日長いうえ、マドリー⇔バルセロナ間の所要時間は1時間20分です。
ラ・リーガは2週間前にも、ヘタフェ戦→(中5日)エイバル戦→(中2日)チェルシー戦という日程にしてくれてまして、セルヒオ・ブスケツは「エイバル戦は金曜日がよかった」と愚痴をこぼしていました。
今回のバルサの場合はUEFAが絡んでおらず、ラ・リーガ次第でもう少し平等になったので不満が残ります。
このニュースのまとめ
- ・次の日曜、カンプノウで激突するバルサとアトレティコ
- ・バルサはその3日前(中2日)、木曜にラス・パルマス戦で帰宅は金曜未明
- ・この試合は水曜にできた
- ・アトレティコは水曜にレガネス戦
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