リバポーとの大一番を控え、怪我人を出したくない
レアル・マドリーが今週末(6日)のカンプノウクラシコに、控えメンバー中心で臨むことを真剣に検討している。そんな記事をマドリーの全国紙 ABC が報じています。リバポーとのチャンピオンズ決勝が控えているので、怪我のリスクを避けるためだそうです。
中心選手たちに持ちかけ、熟考中と
ABC(アベセ)紙はマドリー拠点の新聞では最古参、スペインで第3位~4位の発行部数を誇る全国紙です。政治的には、保守。一定の信頼性があります。
そのABCによると、白組監督のジダンがチームの中心選手たちと話し合いを行ったのだそうです。
日曜日(6日)のバルサ戦は主力を温存し、控えメンバー中心でプレーするべきではないか?
まあ、誇りが懸かっている大一番とはいえど、勝点面では消化試合ですからね。
エル・クラシコの意味を、歴史的選手だったジダンも十分に分かっているでしょうが、マネージャーとしては3週間後に控えたリバポー戦のために無理は冒したくない。バイエルンとの死闘の疲れも癒えてない。そこで中心選手たちに温存案を持ちかけ、彼らは目下熟考中だそうです。
ジダンはフィジカルに問題を抱える主力級を休ませたいらしく、モドリッチ、クロース、マルセロ、マルコ・アセンシオ、バラネ、ベンセマ、それにケイロル・ナバスあたりがその対象とか(イスコとカルバハルがリハビリ中)。実際にやらかすなら、それはそれで胆力があるというか。
マドリディスタはどう考える
リーガ無敗優勝を達成してアンドレス・イニエスタを送り出したいバルサは、エル・クラシコに全力で臨みます。ここで完勝することで、ドブレーテに花を添えたい試合。リーガ王者の価値を世界に広く示したい試合です。
レアル・マドリーとて、いくらチャンピオンズ決勝が最優先とはいえ、無様なエル・クラシコによってクラブの印象を汚したくはないはず・・・
マドリディスタもそんなチームを快く思わず、『バルサの無敗優勝を阻止する』そんな気概を白いファンはチームに求めてるんじゃないかと考えるのは勘違いですかね。
SPORTウェブのコメント欄を見ていると、「このクラシコに価値はない」みたいな書き込みばかりで、マドリディスタは案外ジダンの温存案を支持しているのかも。負けた時の言い訳にはなりますか。
このニュースのまとめ
- ・全国紙ABCが、「ジダンは控え中心でエル・クラシコに臨むことを検討」と報じる
- ・リバポーとのCL決勝を前に怪我人を出したくない
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