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アルカセルが去り、教訓は残る

ドルトムントへ1年間の期限付き移籍(買取義務オプション付き)

パコ・アルカセルボルシア・ドルトムント行きが公式発表されました。
1シーズン(2018/19)の期限付き移籍で、独クラブが選手年俸を負担してくれるほか、賃料として200万ユーロがバルサに支払われる内容。

(少し前にエバートンへと行ったアンドレ・ゴメスと同様の条件ですが、これまでは貸主のバルサが給与を支払い続け、賃料なんてのも発生しない期限付き移籍しか見たことがなかったバルセロニスタとしましては、軽い驚きをもってこの一連の知らせを見ています)

(そしてデンベレ移籍時のもつれによって、ドルトムントとの関係がこじれてないようでなにより)

また、ドルトムントは選手の買取オプション(2,300万ユーロ+変動額500万ユーロ)を持ち、同時にバルセロナは先買権を保有。もしドルトムントから第3のクラブへと移籍する場合は、その収入の5%をバルサが得ることになります。

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全力を尽くせど、スアレスの壁は高く

パコ・アルカセルは2016/17シーズン、怪物ルイス・スアレスの控えを探すバルセロナの呼びかけに応じてカンプノウへとやって来ました。

パコ・アルカセル「逃せないチャンスだった」
バルセロナの今夏6人目の加入選手として公式発表されてから9日。スペイン代表招集のために延期されていたパコ・アルカセルの入団プレゼンテーションがこの木曜日、カンプノウにて行われました。

ガメイロビエット、とオファーを出した選手たちが出場時間の減少を嫌がり断るなか、「逃せない列車だった」とバルサ移籍を決断。実際、プレーの機会には恵まれずベンチを温める日が続きましたが、この2年間にパコが全力を尽くしたことは間違いないです。

先発した22試合で15ゴール。
それで何故もっと継続的に試合に出られなかったかといえば、ルイス・スアレスの控えだったから、でしょうか。たっぷりチャンスをもらったのにダメだったわけではないのです。

ドイツで活躍することでバルサでの再チャンスが巡ってくるかもしれませんし(監督交代だって起こりえる)、実際チームに残るのは2016年夏のパコ加入でバルセロナを一度去ったムニールなわけですから、先のことは分からない。

まずはカンプノウでは得られなかったプレー時間を、ドルトムントで満喫してほしいです。

2016年入団の若手組が、また一人去った

そして期限付き移籍とはいえ、2016年夏に獲得した22歳組たちがまたひとりチームを去って行きました。

当時はルイス・エンリケの鉄板イレブンががちがちだったので、ミドルクラス=控えの充実を目指して呼んできた若者たち(ウンティティアンドレ・ゴメスディニェアルカセルデニス)。良い狙いだと思いましたが結果的にこの戦略は成功せず、残っているのはレギュラーを獲ったビッグサムと、オファーを全部断っているデニスの2人だけです。

ここから導かれる教訓は、
控えの充実はカンテラが引き受けるべき】であり
外から連れてくるなら先発を奪う力のある選手】であるべきこと。
カンテラーノでない若手は、控えを役目としてしまうと上手くいきません。

ゴメスは先発も期待されてたし、逆にウンティティは「誰?」みたいな反応だったので難しくはありますが・・・(ちなみに2016年頃はFIFAとかいう団体から食らった厳罰によってカンテラがかなり弱っていて、トップチームに人材を供給する力がなかった)

ということで今夏契約したアルトゥールレングレマルコムは、ポジションを奪う意気込みでレギュラー陣と競ってほしい。アルトゥロ・ビダルはベテランですから、お酒絡みの事件/事故を起こすことなく^^; ここぞという時にチームを支えてもらえれば。

このニュースのまとめ

  • ・パコ・アルカセルがドルトムントへ期限付き移籍(買取op付)
  • ・数字は悪くないが、スアレスの壁はとても高かった
  • ・よそから獲るなら、先発を奪える選手を

 

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