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コウチーニョ「この瞬間を待ち焦がれてた」待望のチャンピオンズデビューを前に

イニエスタに近づくにはあらゆる向上が必要とブラジレーニョ

FCバルセロナのチャンピオンズリーグ2018/19が始まります。
バルサが入ったのはトッテナム、インテル、PSVと同居するグループB。巷では“死のグループ”なんて仰々しい呼び方をしていますが、文字どおり死にそうになるかどうかは、最初の2試合の結果次第でしょう。

その初戦となるPSV戦@カンプノウの前日会見にバルサ選手代表として登場したのは、アスルグラナに身を包んでのチャンピオンズはこれがデビュー戦になるフィリペ・コウチーニョです。
だからもうコウチーニョはこのPSV戦が楽しみで堪らない。バルサの背番号7は言います。

「おそらくは特別な夜になるだろうね。チャンピオンズはすごく重要なコンペティション。去年はプレーができなかったので、この瞬間を待ち焦がれていたんだ。ついに試合のためにチームと一緒にいられるよ」

見ていることしかできなかったローマ戦

リバポーでグループステージに出場し、その後冬マーケットでカンプノウへとやってきたコウチーニョは、バルサでのチャンピオンズ出場を今日まで待たねばならなかった。
昨季のローマでの大失敗も、ガバの自宅でテレビ観戦するしかありませんでした。

「難しかったね。ローマ戦はテレビで見ていたんだけど、僕にはどうしようもなかった。とても辛い敗退だったよ。僕らは第1戦に勝ち(4-1)自信もあったのに、やられてしまった。今年の僕らはかなり燃えてるよ」

チャンピオンズは「偉大な大会」で、「上手くやりたいという強い欲求がある」と語るコウチーニョはしかし、メディアに生じがちな浮かれ調子には警告を発しています。

「そういった優勝候補の話はマスコミにお任せするよ。ピッチに入れば11人対11人の戦いだし、僕らのグループはすごく難しくて、些細なことが勝敗を分けるだろうからね。どの試合も注意が必要。驚かされないためには100%でいなければならない」

イニエスタのレベルには遠い

多少誇張して言えば、コウチーニョはバルサがチャンピオンズのためにクラブ史上最高額で獲得したクラックです。アンドレス・イニエスタが退団し、左インテリオールの後継者となったコウチーニョには期待される部分が大きい。
そのドン・アンドレスの後継について訊ねられたブラジレーニョは、自分はまだまだイニエスタのレベルには遠いとの見解を示しています。

「彼は天才だって僕はいつも言ってきたし、彼と比べられるのは厳しいよ。アンドレスのような偉大な選手と比べられるのは僕にとっては褒め言葉だけれど、選手にはそれぞれのプレースタイルがあるからね。僕は自分自身に忠実に、ここでたくさんのものを勝ち取れるよう頑張っていくよ」

アンドレスのレベルに近づくためには、僕はあらゆることを良くしなければならないと思う。ものすごく向上していかないといけないんだ」

最後に、結果こそ出ているものの内容はいまいちのバルサについて、コウチーニョはこう述べています。

「批判はいつだって存在するだろう。いくつかの試合で僕らは期待していたような入り方をせず、余計に苦しむことになったね。でもここまでは全て上手くいっていて、僕らは勝ってる。良い順位にいて、自信もつけてる、それが重要だよ」

 

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