太ももを負傷し、全治2-3週間のブラジレーニョ
フィリペ・コウチーニョが大腿二頭筋を負傷し、復帰には2-3週間を要するだろうとFCバルセロナの医療サービス部が発表しました。メッシの復帰が目前となったかと思えば、代わりにもう一人の主力が医務室へ。前向きに考えれば、新たなるオプションを試す機会です。
ベティス戦は欠場確定
フィリペ・コウチーニョが太ももを傷めたのは、火曜日のジュゼッペ・メアッツァだったそうです。コウチーニョはインテル戦をフル出場していますが、終盤でちくりと痛みを感じてしまった模様。
クラブ医療部の発表によるとコウチーニョの筋肉から「小さな裂傷」が確認され、回復には少なくとも2週間が必要となります。ベルマーレンは同じ大腿二頭筋の負傷で6週間ですから、コウは軽めで良かったです。
今週末のベティス戦@カンプノウは欠場。
不幸中の幸いだったのは、リーガはその後代表戦によるパロン(中断)に入るので、バルサとしてはダメージは少なくて済むことです(ブラジル代表は痛いけれど)。
もし2週間で回復したなら、24日(日)のアトレティコ戦@ワンダ・メトロポリターノは間に合いますが・・・ このあたり、メディアを含めてやきもきしそうです。
アトレティコ戦に間に合ってほしいが
アトレティコ戦は2018年のバルサに残されたビッグマッチの一つですから、コウチーニョは出場したいでしょう。クレとしても、彼にはワンダにいてほしい。
しかし彼はここまでの公式戦17試合のうち、16に出場している“フル稼働組”の一人です。
筋肉系の怪我は再発のリスクがあるので、長いシーズンのことを考えれば復帰に無理はさせないと予想します。
3週間が経過した28日(水)のチャンピオンズ・PSV戦で暖機運転をし、12月2日のビジャレアル戦@カンプノウで本格復帰するのが順当かと。
この際なので、コウチーニョは疲れた筋肉を休ませましょう。
穴埋めのオプションは?
主力選手コウチーニョが負傷。
少なくともベティス戦の欠場は確定なので、エルネスト・バルベルデは代役を務める選手を探さなければなりません。選択肢はいくつか考えられます。注目は、インテル戦で主役となったマルコムです。
コウチーニョのポジションは左エストレーモですが、“偽タイプ”で、中盤と前線をミックスしたような働きをします。似たタイプをそのままはめ込むなら、デニス・スアレスが合うでしょう。デニスを入れるなら、システムなどの修正は少なくて済みます。
しかし、バルベルデがこの選択肢を選ぶところは残念ながら想像できない。
修正が必要ですがウスマン・デンベレかマルコムを充てる可能性が高いんじゃないでしょうか。
デンベレが左、マルコムが右の同時起用も考えられます。
ただしデンベレは胃腸炎で昨日(木曜)のトレーニングを欠席しています。
胃腸炎は体力をけっこう消耗するので、日曜日までにフル回復しないかもしれない。
そんなことからも、フットボールの神様がマルコムに向けて追い風を吹かせているような感じもするのですが、どうでしょうか。
条件はレオ・メッシが先発するかどうかでも違ってきます。
もしメッシが戻ってくるなら、デンベレが左か。
ラフィーニャもありそう。むむむ…。
このニュースのまとめ
- ・コウチーニョが大腿二頭筋を負傷、回復に2-3週間かかる
- ・鉄板レギュラーの1人
- ・欠場確定のベティス戦で、代役を務めるのは誰だ?
コメント
みんなマルコム見たいですよね〜。