迫るチャンピオンズ・インテル戦について、チームメイトたちについて、ラジオ番組で語ったフランス人セントラル
おっとりしてそうな外見ながら、気骨はしっかりしていて言うことは言う、そんな印象なのがクレメン・ラングレです。フランス人セントラルは昨日、バルセロナのラジオ局RAC-1の番組 Tu diràs にスタジオ出演。チャンピオンズ・インテル戦について語りつつ、チームに関するいくつかの質問にも答えています。
明日のインテル戦については、「これまですごく良いシーズンを送っている(セリエA首位)インテルが相手だし、良いテストになるね。自分たちがどのあたりにいるのかを見るのは、興味深いことだよ。とても重要な試合だ」と語るセントラル。
彼はバルサにはチャンピオンズで優勝を狙える実力があると考えています。
「僕はタイトルを勝ち取るためにバルサと契約をしたし、チャンピオンズはフットボール選手が勝ち取れる最高のタイトルのひとつだからね。チャンピオンズのトロフィーを掲げたいよ。そのために戦っていくスカッドが僕らにはあると思うんだ」
トディボは準備ができている
クレメン・ラングレといえば、週末のヘタフェ戦でイエローを2枚受けたことで退場となり、週末のラ・リーガ第8節セビージャ戦は出場停止です。
その裁定に関して「もっともなカードだったよ。自分自身に腹が立っている」と、退場は妥当な処分だったと認めるセントラル。サムエル・ウンティティが負傷中であることから、日曜日の試合は同じフランス人の若手ジャンクレール・トディボの出番となります。
「僕らのところにきてもうほとんど1年になるし、準備できてるよ。彼はすごく良いプレシーズンを送っていたし、自分の出番を待っていた。自分の価値を証明するための試合を彼は手にしている」
価値を示さなければならないといえば、昨日のグループトレーニングに参加し、インテル戦の招集リストには入るんじゃないかと見られているウスマン・デンベレです(それにしてもフランス人が多いな、と今更ながら)。
「また怪我をしたことにすごく腹を立て、落胆していたよ。良いシーズンを送って、自分のベストバージョンを出そうと準備していたところで、また怪我をしたんだからね。彼には持てる資質を証明してほしい。彼に大きな資質があることを僕らは知っているし、バルサでプレーを続ける価値がある選手だからね」
さらにもう一人のフランス人、アントワン・グリースマンについてもラングレはコメントをしています。
「グリーズマンは間違ったことをしたけれど、それもすでに過去のことだし、僕らは現在と未来を見ないとね。彼にはバルサに適応する才能と資質があるよ。1ヶ月半前に始まったラ・リーガでもう3ゴールを決めてレベルの高さを示しているけど、信じられない才能のある彼だから、もっとやれるさ」
アンスにプレッシャーをかけてはいけない
2-1で勝ったビジャレアル戦終了後、ジェラール・ピケが述べた「プレシーズンが役に立たなかった」とのクラブへの苦言。これにがっぷり食いついているのがSPORT紙なんですが(MDはそれほどでもない)、ラジオ番組でラングレもまたジェリに続いたぞーと、記事の大見出しに使っているSPORTです。好きですな。
「プレシーズンが簡単じゃなかったことは、みんな知っているよ。僕らはたくさん移動をした。それに大きな時差もあるから苦労するさ。唯一のクラブではないにせよ、僕らは日本とアメリカ合衆国に遠征した。おそらくそれは、僕らを手助けしなかったかもしれない。でも今はピッチ上で調整しなければならないんだ。ほかに道はないよ」
そしてブレイク中のアンス・ファティについては、急ぐことなく育てるべきであるとラングレは言います。
「アンスにプレッシャーをかけてはいけない。カンプノウでゴールを決めて、チャンピオンズで先発をして・・・ それは引き受けるにはとても難しいことだ。彼は良いプレーをしている。でも彼のことはケアをしなければならない」
「彼にはファーストチームにいるだけの資質があるけれど、姿を現すにはどのタイミングが適切なのか、クラブが選ばないといけないんだ。彼には気遣ってくれる家族がいる、それが重要だと僕は思う」
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