チャンピオンズ大失敗の3部作・・・ リスボンの屈辱 歴史的2-8

バイエルンに完膚なきまで叩きのめされ、歴史的大差で敗れたバルサ
サイクルの終焉はもはや疑いなく、新たな時代を開く変革が必要

セティエンバルサがリスボンにて、歴史的な大敗を喫しました。バイエルン・ミュンヘンに完膚なきまでにたたきのめされ、8失点の敗北。チャンピオンズではローマ、リバポーと2年連続してショッキングな敗退を繰り返してきたバルサでしたが、このバイエルン戦はそれらに輪をかけて辛い思い出となります。大改革は待ったなしのクラブです。

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数十年に一度の大敗北

バルサが斜陽期にあることは、数年前から分かっていました。黄金期を築いたクラックたちは軒並み三十路を過ぎ、タイトルを総なめにしたフットボールはもはや見る影もない。かつて手にした「信用」によって、辛うじて強豪チームに数えられていたわけですが、それもこの2-8で終わりとなるでしょう。

2-8は、紛れもなく歴史的な大敗です。
FCバルセロナの長きにわたる歴史において、8失点したのは6度しかなく、これを超える得点差で負けたことは3度しかない。それらは全て1930~1940年代でした。
さらにチャンピオンズ(チャンピオンズカップ時代を含む)で5失点以上したのは初、ヨーロッパ戦においては最多失点による敗北ですから、まさに歴史的なのです。
数十年ぶりとなる、ぼろ負け。残念なる面で、私たちクレは歴史的な瞬間を生きている・・・!

  • 12-1:1931年、対アスレティック戦(リーガ)
  • 8-2:1935年、対レアル・マドリー(リーガ)
  • 11-1:1940年、対セビージャ(リーガ)
  • 11-1:1943年、対レアル・マドリー(コパ)
  • 8-0:1946年、対セビージャ(コパ)
  • 6-2:1962年、対バレンシア(インターシティ杯)
  • 8-2:2020年、対バイエルン・ミュンヘン(チャンピオンズ)NEW!
  • ※ MisterChip 情報

ローマでの3-0、リバポーでの4-0の次に、こんな惨事が待っていようとは。
優勝候補筆頭のバイエルン相手なので、たとえ3-0で負けてもそれは過去2年の「やらかし」には及ばないと考えていましたが、まさかの史上稀に見る2-8・・・ バルサはファンの想像を軽々と超えてくれます。ここ数年は、それが斜め上方向なのが残念です。

チャンピオンズ大失敗の3部作、衝撃の結末。
“公開処刑”を仕上げたのがバルサから貸し出し中のコウチーニョ、ってのもスパイスが効いていました。

クラブ刷新が待っている

主要3タイトル(ラ・リーガ、チャンピオンズ、コパ)を獲得できずに終わったのは2003/04シーズン以来となったうえ、この屈辱的スコアでの閉幕ですから、バルセロナを待っているのは大きな刷新です。何度も言われてきた「サイクルの終焉」を、今以上に示されたときはありませんでした。

もはや、自己批判あたりで事を済ますわけにはいかず、再生のための大きな変化が必要。キケ・セティエンの続投は考えられませんし、ジュゼップ・マリア・バルトメウは更なる決断(選挙招集)を迫られています。

選手たちも、入れ替えでしょうか。ただしこれは、コロナウイルス後の市場なので相当に難易度が高い。それでも重鎮が何人か去る可能性は十分ですし(ジェラール・ピケが扉を開いた)、新たな時代の旗手となる存在の登場が求められます。
大変な夏の始まりです。

 

コメント

  1. lamasia1979 より:

    現代フットボールはパスを回し、全員が走るサッカーです。バルサはティキタカの幻影から誰も抜けられず、走らずにボールだけ回そうとしてます。これでは勝てるわけがない。そして、誰もが気づいてるようにいちばん走らないのは他ならぬメッシです。キャプテンがとぼとぼ歩きながらイレブンに走れと鼓舞するわけがなく、キャプテンには向いてません。メッシのスーパープレーだけが唯一の魅力である現状ですが、残念ながらメッシがいる限り変革はないのもまた事実。

  2. エイプリル より:

    >lamasia1979

    別に幻想に囚われてるわけじゃないとは思うんですけどね。勝てていたときはちゃんと走っていましたし、攻守の切り替えも早かったわけで。走りたくとも、その能力のある選手が現状のチームには足りないということかな、と思います。
    バルサのブランドが通用するうちに(選手獲得に謎のアドバンテージがあるうちに)、カンテラにおける選手育成のメソッドを変えるか、それが無理なら、最悪カンテラを切り捨てるかして欲しかったですが、失敗するまで成功モデルを続けるのは仕方ないかな、とも思います。(失敗する前に改革とか不合理ですし)
    まあ、ここからは上がるだけだ!と思って楽しんでいこうと思います。

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