出番のない第4セントラルにドイツからのオファー
6月まではBチーム選手を起用し、夏にセントラルを獲得の流れか
FCバルセロナがジャンクレール・トディボへの移籍オファーを受け付けていて、冬のマーケットで退団する可能性が高いとSPORTが報じています。なんでもすでにバイエル・レバークーゼンと交渉中で、1,000万ユーロで合意に達する見込みだそうで。その場合セントラルは3人になるので、Bチームのアラウホにチャンスが回ってきます。
1,000万ユーロ+買取オプション付完全移籍の予想
すぐにMD紙のカウンター記事が入るかもしれませんが、11月21日版SPORTの説明によるとこうです。
- ・バルサの元にはジャンクレール・トディボ移籍への正式なオファーが複数届いている。
- ・レンタルのオファーも複数あったが、今は収入を優先する。
- ・2週間前にレバークーゼンで最初の会議があり、合意には達しなかったが話は進展。バルサは1,000万ユーロ+買取オプション付のオファーを待っているという。
第一印象は、なんじゃそれ、です。
2019年1月、バルサはこの若きフランス人セントラルを、ユベントスとの勧誘合戦に勝利してトゥールーズから獲得。“新たなバラン”とのふれこみで、将来のレギュラー定着を期待されての加入でした。夏にマタイス・デ・リフトにフラれた時は、「結構です、我々にはトディボがいるので!」と強がりもしました。
しかしデ・リフトも避けたジェラール・ピケとのポジション競争は厳しく、SPORTが言うには、出場機会を手にできない日々にトディボの心が折れた。そんな折、レバークーゼンから魅力的なオファーが届き、バルサはセントラルを手放す方向に傾いたそうです。バルベルデもそれを了承と。
はぁそうですか。。
ロナウド・アラウホに出番
もうバルサにやって来る若手選手は、移籍金が安ければ尚のこと、転売ビジネスされると考えておいた方が良いです。ムッサ・ワゲもそう。フレンキー・デ・ヨングみたいなクラック級でないかぎり、20歳あたりで入団して残る気がしません。
トディボを移籍させてしまうとチームのセントラルはピケ、ラングレ、ウンティティの3人になり、ウンティティはフィジカルに不安を抱えていますが、バルサBのロナウド・アラウホ (20) がいるから大丈夫ということでしょう。
どうやらバルベルデはアラウホを評価していて、ファーストチームでやれると考えている。
フィリアルの選手に頼るのはバルサとしては正しい姿勢にも見えます。
が、ウンティティの立場が微妙なのもありますし、夏に計算の立つセントラルを獲得しようとするのも確実に思える。
アラウホは2018年夏のバルサB加入で“純粋なカンテラーノ”ではなく、ウルグアイからの直輸入、非EU選手枠、移籍金170万ユーロ(+変動額350万ユーロ)ってことで転売ビジネスの匂いもふんだんに漂っています。面白そうな選手ですが、ここ最近のあれこれを見るとね・・・
6月までにインパクトを残し、この選手を売るなんて正気じゃないというクレ世論が出来ればカンプノウでの未来が見えてくるか。いまの理事会と強化技術部にはあまり期待できませぬ。
トディボの件はまだSPORTが言っているだけなので、様子を見ることにしましょう。
このニュースのまとめ
- ・出番のないトディボにオファーが続々
- ・そのひとつレバークーゼンとの交渉は進展しており、合意も近い模様
- ・トディボ移籍の場合、バルサBのロナルド・アラウホがとりあえず穴を埋める
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