LaLiga | jornada 17
カンプノウクラシコを前にした、難所アノエタでの熱戦。
似たプレーでバルサはPKを取られ、ラ・レアルは見逃されたことが論争に。
勇敢で手強いレアル・ソシエダとの、熱のこもったハードな一戦。前半は特に劣勢を強いられ、引き分けは妥当な結果ではあるが、ゴール前での似たプレーを巡る審判の判断に差があったことで、バルサ側には不満の結末となった。バルサの得点はグリーズマンとルイス・スアレス。
試合のポイント
●ラ・レアルが支配、PKで先制:レアル・ソシエダの強度の高いハイプレスによって、ボール保持を阻まれたバルサ。オデガール(Odegaard)を中心に巧みにバルサのライン間を取り、テンポ良くボールを回し、立ち上がりから試合の主導権を握った。押し寄せるドノスティアの波を止められないバルサ。CKの際にはブスケツがジョレンテを掴んでいたとして、ロハス主審はPKを宣告した。厳しい判定。オヤルサバルがこれを決め、ラ・レアルが先制に成功する(12分)。
●リズムに乗れないバルサ:またも相手に先制を許したバルサの、もう何度目だろうかという逆転を目指しての道のりが始まる。その後しばらくは、オープンな展開。スアレスの強シュートがGKレミーロを襲う場面もあった。バルサがボール保持をあまり有効に使えない一方、ラ・レアルはブスケツ横のスペースとサイドを上手く利用。バルサを自陣に押し込み、保持率でも上回った(パス総数でも負ける)。幅広く動くイサクの厄介さよ。
●単発カウンターで同点に:しかしバルセロナには数少ないチャンスで仕留める力を持った選手たちがいる。ゴールライン前からのロングボールを拾ったスアレスが自陣から推進し、裏へと抜けたグリーズマンがGKレミーロを浮き球シュートで攻略し1-1。グリジのライン裏への走りは今のバルサにとって貴重な得点源となっている。フットボール内容からすると不公平ではあるが、バルサはどうにか同点で前半終えた。
●あっさり逆転:1-2の得点も同様だった。レアル・ソシエダに押し込まれながらも、セルヒオ・ブスケツからのライン裏への浮き球パスでレオ・メッシが抜け出し、最後は横パスを受けたスアレスが無人のゴールに押し込み逆転に成功(49分)。しばらくはバルサが優勢な時間帯が続いた。引いて守るラ・レアル。58分にはCKからのジェラール・ピケのヘッド弾をスベルディアがゴールライン前で辛うじてクリアしている。
●ゆるい守備で再び同点:その後は両チームが攻め合う展開となる。同点シーンは呆気なかった。左のオヤルサバルがDFライン裏のスペースへと送ったパスにモンレアルが抜け出しシュート性のクロスを珍しくテル・ステーゲンが処理ミス。目の前に転がってきたボールをイサクが難なく押し込み2-2となった(62分)。足をすべらせていたオヤルサバルにセルジ・ロベルトはもっと速く寄せられた。
●見逃されたPK:活気を取り戻したレアル・ソシエダ。ゲーム終盤は両チームが3点目を目指しての打ち合いとなった。そして試合終了間際、問題の場面が訪れる。ジェラール・ピケがジョレンテに襟をつかまれて倒れた場面でロハス主審は「ファールなし」と判定。ブスケツのがPKなら、これもまたPKだろうが、VARの介入もなく試合終了となったのだった。引き分けが妥当な試合とはいえ、審判が目立ったために後味は悪い。
トピックス
●更新中:
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Real Sociedad | FC Barcelona |
2 | 2 |
14 de Diciembre 2019 – Sabado 16:00 h Reale Arena :36,639 |
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Goles | |
Oyarzabal (12pk) | |
Griezmann (38) | |
Suárez (49) | |
Isak (62) | |
Titular | |
Remiro | 【4】Ter Stegen |
Zaldua | 【5】Sergi Roberto |
Zubeldia | 【7】Piqué |
Llorente | 【6】Lenglet |
Monreal | 【4】Jordi Alba |
Portu | 【4】Busquets |
Guevara | 【4】Rakitic |
Merino | 【5】De Jong |
Oyarzabal | 【5】Messi |
Odegaard | 【7】Girezmann |
Isak | 【6】Suárez |
Cambios | |
Portu→ Januzaj (59) |
Busquets→ 【5】Aleñá (73) |
Isak→ Willian Jose (66) |
Jordi Alba→ 【4】Semedo (74) |
Oyarzabal→ Barrenetxea (85) |
Rakitic→ 【5】Arturo Vidal (79) |
Entrenadores | |
Imanol Alguacil | 【5】Ernesto Valverde |
Arbitro | |
Alberola Rojas (castellano-manchego) | |
Tarjetas | |
Suárez (74) | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
1 | 1 | 2 |
Goles |
2 | 1 | 1 |
7 | 12 | 19 (5) |
Tiros a puerta |
9 (5) | 5 | 4 |
2 | 2 | 4 |
Ocasiones de Gol |
5 | 3 | 2 |
5 | 3 | 8 |
Corners |
5 | 4 | 1 |
1 | 0 | 1 |
Fueras de juegos |
1 | 0 | 1 |
568 |
pases |
497 | ||||
56% | 50% | 53% | Posesion del Balon | 47% | 50% | 44% |
5 | 2 | 7 |
Faltas |
8 | 3 | 5 |
0 | 0 | 0 |
Tarjetas Amarillas |
1 | 1 | 0 |
0 | 0 | 0 |
Tarjetas Rojas |
0 | 0 | 0 |
Formación | |
アルトゥール、デンベレが負傷欠場。ワゲ、ジュニオルが監督判断で招集外。トディボがベンチ外。 ネト、セメド、アラニャー、ビダル、ウンティティ、カルラス・ペレス、ファティがベンチスタート。現在のベストメンバーであろう先発イレブン。ラキティッチはもうレギュラーに返り咲いたと考えて差し支えないだろう。左ラテラルには怪我明けのジョルディ・アルバが復帰。 前半はセルヒオ・ブスケツがメッシらの後ろに出て守る配置が見られた。 同点とされた後の73分、勝利を得るために2人同時交代。ブスケツとジョルディ・アルバを下げ、アラニャーとセメドを送り出した。怪我明けのセメドはクラシコに向けた暖機運転。デ・ヨングがピボーテとなった。 |
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Titular | Final |
2019年12月15日(日)、レアル・ソシエダ戦翌日のバルセロナスポーツ紙。ブスケツのPKは取っておいて、ピケへのPKは無視されたと怒りモードです。
MD「お決まりの盗み」
- ■お決まりの盗み(古典的、典型的を意味する clásico と水曜日に控えるエル・クラシコをかけて)
- → ピケへのPKは主審によって無視され、VARはアノエタでのバルサの引き分けで封をした
- → グリーズマンとスアレスのゴールは際立つレアルを超えるには不十分
- ■アトレティコ 2-0 オサスナ
モラタとサウールの得点がナバラの壁を倒す
SPORT「恥ずべきVAR」
- ■恥ずべきVAR(恥ずべきを意味する vergonzoso にVARをかけた)
- → 追加タイムでのピケへの明らかなPK、バルサがアノエタで勝利を持ち帰ることを防ぐ
- → ラ・レアルの先制点となる場面では、ブスケツとジョレンテの競り合いで動いたVAR
- → 怒るバルサ。バルトメウはルイス・ルビアレスに向けて判定への不満を文書で送るだろう
- バルサ側の訴え
ブスケツ「VARが審判に知らせるべきだった。なぜ彼らがプレーを見直さなかったのか僕らには分からない」
バルベルデ「リプレイを見なければ、ピケへのPKだともセルヒオがPKでなかったとも言えない」
デ・ヨング「もしブスケツにPKの笛を吹くのなら、あちらがジェラールにしたことに対しても吹かないといけないよ」 - ■ラ・リーガ/バレンシア対マドリー 21時
マドリーはバレンシアで首位を狙う
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