監督も実施を示唆
18日(月)のトレーニング終了後、エルネスト・バルベルデの発表したエイバル戦招集リストには、ちょっとしたサプライズがありました。スーペルコパからずっと先発フル出場を続けていたサムエル・ウンティティが休みとなり、代わりにトーマス・ベルマーレン、アレイシ・ビダル、ルカス・ディニェら最近招集外だった選手たちが選ばれたのです。これはローテーションのサイン。チングリの送り出す先発メンバーに注目です。
ウンティティ休み、ベルマーレン初招集
ベルマーレンが招集リストに名を連ねるのは、これが今季初となります。ディニェもまた好調ジョルディ・アルバが継続的に出場していることで、ベティスとの開幕戦にて4分間プレーをしたのみ。セントラルの序列はハビエル・マスチェラーノが上でしょうが、左ラテラルはディニェが出番となる可能性がわりとありそうです。
監督判断で招集外になったのは、アンドレ・ゴメスとパコ・アルカセル、それにアルダ・トゥランです。アルカセルは胃腸炎でユベントス戦を欠場した後、ヘタフェ戦も招集されず、これで3試合連続の欠場になります。アンドレ・ゴメスはエスパニョール戦で13分、ユベントス戦で7分プレーしましたが、パウリーニョとの競争に負けている様子です。そしてアルダは戦力外状態・・・。
デンベレ離脱後の戦術デザインはどう変化するか
エイバル戦の前日会見でバルベルデ監督は、ローテーションの実施を示唆しています(「中2日なので、変更があるかもしれないね」)。ウンティティは欠場が確定していますが、その他セルヒオ・ブスケツのようなフル稼働選手たちをどこまで温存してくるのか。それに伴いシステムの変更はあるのか。チングリの方向性がこのエイバル戦である程度明らかになりそうです。
バルベルデ監督と彼のスタッフは、度重なる状況の大きな変化に頭脳をフル回転させているでしょう。USAツアーから帰国した直後にネイマールがチームを去り、ウスマン・デンベレが来たかと思えば1ヶ月と経たずに全治4ヶ月の重傷。ミスターはまた新たに戦術バリエーションを考え出さねばならず、寝ても覚めても選手たちをどう配置するかのパズルが頭に浮かんでいることと想像します。
これまでどおりにレオ・メッシを偽9番として、デウロフェウを右エストレーモ、左サイドはジョルディ・アルバの攻撃参加とするのか、クラシックな4-3-3でメッシを右、デウロ(またはデニス)を左に置くのか。メッシがメディアプンタで下がるシステムではルイス・スアレスが本領を発揮できていないので、理不尽キラーに暴れてもらうスタイルに少し変えるのも一興・・・?
エルネスト・バルベルデはこれまでに数度、大事なののはシステムではなく選手の活かし方だ、と言っていますので、ヘタフェ戦のように試合展開を見つつ途中で配置を換えていくでしょう。途中でエストレーモをなくし、中盤を厚くする4-2-3-1なんてのもデニスやセルジ・ロベルトを活かすにはありか。そのあたりは今季加わった観戦の楽しみのひとつです。
コメント
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