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チームの一体感をもっと増すべく、セティエンがしていること

バルサ新監督は選手たちが全員、自分は重要だと感じられるよう気を配っているという
選手たちを知り、スカッドの一体感を増すための様々な取り組み

バルサ新監督キケ・セティエンと彼のスタッフたちは、いくつかの目標を定めて仕事に取り組んでいます。バルセロナらしいフットボールを取り戻すための戦術的なトレーニングがひとつ。そしてチームのの団結感をMAXまで高めることも重視しているらしく、その成果は徐々に表れ始めている模様です。

全選手で試合前のウォームアップ

これはSPORTの2月12日号によるのですが、セティエンは地味ながらもいくつかの変更をチームにもたらしています。それは例えば、試合前のウォームアップを全員で行うようなことです。

以前は、試合前にピッチに出てアップをするのは先発選手だけで、控え選手たちはロッカールームにいたそうです。しかし今は全員がアップに出ていると。バルサ公式Youtubeでバルベルデの最終戦(スーペルコパ/バルサ対アトレティコ)を見たところ、確かに先発選手だけでアップしてますね。開始8分~15分くらいのところで確認できます。↓

続いて、ベニト・ビジャマリンで逆転勝利したベティス戦のウォームアップはどうか。先発選手ばかりカメラが追っているので分かりにくいですが、控えのラキティッチアルトゥールも映っていました。↓
そしてキケ・セティエンもロッカールームに引っ込まず、ベンチからアップの様子を見ているそうです。

試合中も、キケたちはベンチメンバーへの気配りを怠っていないといいます。監督はピッチでの戦況を見つめ、分析することに集中している一方、助監督のエデル・サラビアが交代して下がってきた選手たちの表情に注意しているとかで。
SPORTはベティス戦の57分でベンチに下がったアルトゥロ・ビダルサラビアが向かい、声をかけていたことを例に挙げています。

他にも、毎日のトレーニング開始前にはちょっと楽しい遊びをしてみたり、一体感を増すためにいろいろ取り入れているセティエンです。下の動画ではアルトゥロ・ビダルグリーズマンが、ネックウォーマーを目隠しにしてテクニコたちと一緒に走ってますね。

ベティス戦の逆転劇は、後半開始前のレオ・メッシのスピーチが効果を発揮したとも報じられていますが、一体感が高まっている結果と言えるのでしょう。チームがひとつにまとまっているのは、これから厳しい戦いが続くであろう中で良い知らせです。

 

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