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キケ・セティエン就任会見「良いプレーをする、それは約束する」

自分に約束できる唯一のことは、良いフットボールをするであろうことと新監督
上の選手たちが気を緩めないよう、カンテラーノを使ってきたとも

キケ・セティエンのFCバルセロナ監督生活が始まりました。カンプノウにて行われた契約書へのサイン儀式やフォトセッション、入団会見など恒例行事での新監督は終始穏やかな表情で、これから始まる大きな挑戦へのエネルギーを感じさせる。数ヶ月後もまだまだ活力に満ちたセティエンであることを願います。

入団会見にて新監督がアピールしたことは、主に三つです。
・自分のチームはいつも良いフットボールをしてきた。バルサでもそうなるだろう。
・信念を持ち、全力で仕事に取り組む
・トップチームでプレーできるんだとカンテラの若い子たちに伝える

プレゼンテーション前に初トレーニング

キケ・セティエンのバルサ監督初日がちょっと特異だったのは、就任プレゼンテーション前にトレーニングがあったことです。このあたり、シーズン途中での監督交代ならでは。
リキ・プッチが呼ばれているのが嬉しく、メディアでもリキにチャンス到来か、と好意的に取り上げられています。初日はいきなり午前&午後のダブルセッションでありました。

ちなみに昨日の朝は、前監督エルネスト・バルベルデもシウタット・エスポルティーバを訪れ、選手たちにお別れをしています。
その後、ルイス・スアレスを皮切りにアルトゥールジェラール・ピケジョルディ・アルバセルヒオ・ブスケツレオ・メッシアンス・ファティカルラス・ペレスリキ・プッチらが次々とSNSに感謝のメッセージを投稿。選手たちに慕われていたことが伝わってきます。

「良いプレーをすると約束する」

カンプノウに隣接するアウディトリ1899にて行われた入団会見。バルセロニスタとして気になるのは、クライフを信奉するキケ・セティエンがこれからどういったフットボールをチームに仕込んでいくのかです。
選手時代もバルサ経験はないけれど、バルサのDNAを備えているとされるキケはこう考えます。

「私には立派な経歴はないし、タイトルもない。けれども私はこの(バルサの)哲学が好きということは示している。ベティス、ラス・パルマスそれにルゴで、私のチームは良いフットボールをしてきた。だから私に約束できるただ一つのことは、チームが良いプレーをするだろうということだよ」

これまで指揮していたクラブとバルサは規模が異なりますから、良いフットボールだけでは満足されないであろうのが難しいところ。プレー内容と結果(理想と現実)の折り合いをどう付けるかもセティエンには求められます。これを上手くこなしていけるか。

もうひとつセティエンが約束するのは、全力で仕事に取り組んでいくことでした。

一番大事なのは、毎日真剣に働いていくことだ。信念もそうだね。私にはもうずっと前から自分に刻んできた生き方があるんだ。あなたたちは私の理念やプレー方法を知っているし、もしそれらと死ぬ必要があるのなら、私たちはそうするだろう。選手たちのベストを引き出せるようトライしていくよ」

よし、信念とともに突っ走ってください!

システム変更とレオ・メッシ

戦術的なデザインはどうする考えなのかとの問いには、新監督はこう語っています。

重要なのは哲学、ハッキリとした考えを持つことだ。デザインに関しては、4-3-3や4-4-2へのなんらかの変更を考えるかもしれない。選手たちと話し合い、多くのことを評点しなければならないね。デザインは変わるかもしれない。変更がないとは言わないよ」

「私が好きなことをいくつか、選手たちに伝えられる、改善できると確信している。もし全てが良好であったなら、私が来る必要はなかったからね。私たちがディティールを改善できると確信してるよ」

バルサの戦術といえば、レオ・メッシです。アンタッチャブルな彼をどう組み込んでいくか。セティエンは言います。
世界最高選手をトレーニングするということの意味を、私はまだ自覚していなくてね。彼や、何人かとは話をしたけど、レオには私からの称賛を伝えたよ。メッシはメッシ、ブスケツはブスケツ、ピケはピケだけれど、各人は自分の場所にいるべきだ。全員と素晴しい関係になると確信してるよ。選手たちは、私が率直で正直な人間だと知るだろう。私は回りくどいことは言わないし、なにかを思えば、彼らと話をしていくよ」

カンテラーノの登用

バルセロニスタがもう一つ気になるのは、カンテラーノたちの扱いです。セティエンはカンテラに賭けることで知られる監督。当然期待されます。

「 カンテラに関しては、明らかにバルサには特別なものがある。私はカンテラーノたちの大半を深くは知らないけれど、彼らは私たちと一緒にトレーニングをしていくことになるだろう。下のチームの才能に扉が開いていることを、トップチームの選手たちは気付いておくべきだ」

「上の選手たちが気を緩めないために、カンテラの子たちを使う傾向が私にはあるんだ。本当に進歩して勝ち取れば、トップチームでプレーできて、その一員になれるんだというのが、私がいつも若い子たちに送るメッセージだよ」

バルベルデさんもカンテラに賭ける監督だとの前評判でしたから、結果を求められつつも若い衆を起用し続けるには相当な胆力が要るのでしょう。キケ・セティエンに期待しましょう。

 

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