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思案するメッシ:すぐの退団強行か、1年後の円満退団か

バルトメウの譲らない姿勢を前に、即時退団の意思が揺らいでいるという
あと1年間バルサでプレーし、表門からカンプノウを去る選択肢が可能性を増す

ここ数日、FCバルセロナ退団を希望するレオ・メッシの動きに変化が見られています。当初はバルサ残留の可能性は皆無かと見られていたクラックですが、昨日(3日)あたりから天秤は残留へと傾きつつあるらしく。状況を分析した結果、もう1シーズンだけカンプノウでプレーし、契約満了での円満退団とする道がベターとメッシ家は考え始めている様子です。

状況に変化の兆し・・・

バルセロニスタのみならず、世間一般の関心も集めてきたメッシ退団騒動物語はそろそろ佳境を迎えています。毎年なにがしかの“メロドラマ”が展開されるバルサの夏マーケットですが、2020年夏は主役が主役だけにインパクトは絶大。バルトメウバルサのダメ具合を世界に知らしめました。

Burofax(内容証明郵便のようなもの)なる手段を用い、直ちに契約を解除しての退団希望を冷たくクラブに求めたのが8月25日。
あの日からメッシの気持ちはバルサの外にあって、今もそれは変わらないでしょう。しかしひょっとすると片足の半分くらいはクラブに戻ってきているかもしれない、そんな雰囲気が約10日後の今は漂っています。

良いように書けば、バルトメウ会長の粘りが実を結び始めているのです。

頑として移籍交渉を拒否するバルトメウ

メッシの退団宣言に対する、ジュゼップ・マリア・バルトメウ会長の姿勢は頑としてしました。
契約は2021年6月末まで有効。一方的契約解除条項は期限切れなので、どうしても去りたいのであれば7億ユーロの支払いは必須。移籍に関する交渉は受け付けない。ただし契約延長交渉は歓迎する。

一度、「もしメッシがバルサに残るうえで私が問題なのであれば、彼がそう公言すれば自分は会長を辞任しますよ」なんて小ずるいボールを投げ返しましたが、メッシに無視されてからは表立っては動かず、移籍不可を押し通しているバルトメウです。

私は、幸せではない選手を無理やり引き留めてもお互いに不幸になるとの考えや、資金難のクラブにとってはメッシ移籍はまとまったキャッシュを得る機会であること、春以降のバルトの言動はメッシを怒らせようとしているかのようだったことから、どこかでバルトメウが交渉に応じてくるだろうと予想していました。まず断るのは、「クラブとしては全く不本意ながら、選手の強硬姿勢で仕方なく売りました」とのアリバイ作りだろうと。

しかし彼はそうしなかった。私の読みは甘かった。少なくともここまで移籍交渉は一貫して拒み続けているし、こうなれば拒み続けるでしょう。想像を上回るメンタリティ。彼らは契約解除金が有効で、この戦いに勝てるとの確信を抱いてますな。
去年PSGがネイマールに対して行った方法を参考にしたのかもしれません。

バルトメウ×ホルヘ・メッシ面談

バルトメウ会長は、2日(水)に行われたホルヘ・メッシ(レオの父で代理人)との話し合いにおいても、クラブがレオ・メッシを放出する考えはないことを改めて繰り返し、あまつさえ契約延長も提案したそうです。

メディア報道によると、この面談は和やかな空気で行われたそうですが、バルトメウは退団の意思表示をしにアルゼンチンから大西洋を渡ってきた選手父に対し、にこにこしながら「私たちとしましては、リオネルさんとの契約延長を望んでおります」なんて持ちかけたわけです。

ホルヘさんはその申し出に「しかしですよ、レオは今年残ることも望んでいないのに、延長したくなるわけが・・・!」(MD)と返したとか。軽く絶望したかもしれません。
そしてバルトメウはにこやかに、もし退団を強行するなら自分たちはあなたと移籍先クラブを訴えると警告したわけです。

おそらくですが、メッシ側もクラブが友好的な退団とするために移籍交渉に応じてくると予想していたでしょう。しかしバルトメウは頑として態度を変えないと父は面談で理解し、メッシ家には迷いが生じた・・・。これは戦略の変更が必要だと。裁判所が自分たちの言い分を認めるとはかぎらないと。

ホルヘさんは昨日、カステイデフェルスのレオ宅を訪れ、1時間あまりの家族会議を行っています。

残留も選択肢の一つとして検討へ

クラブが移籍交渉への扉を完全に閉ざし続けるのであれば、選手側に残された選択肢はざっくり三つになります。

  • ①契約解除条項は8月25日時点で有効だったとの主張を崩さず、退団を強行する。
  • ②あと1シーズンだけバルセロナでプレーを続け、来年夏に自由の身となって去る。
  • ③バルサとの契約を延長(その後の現役引退も視野に)。

①の退団強行の場合、必要になるのは協力してくれる移籍先クラブです。
現在、メッシの契約解除条項についてはバルサが争う姿勢を見せているので、裁判で敗れれば3億ユーロとも予想される賠償金を支払うリスクを伴う。それを引き受ける覚悟のクラブが果たしてあるかです。泥沼化するとイメージに傷が付きます。

②のメリットはなんといっても、表門から堂々とカンプノウをされること
信頼のできないスポーツプロジェクトで1シーズンを戦うのはメッシのような選手には苦痛でしょうが、史上最高選手に相応しい送り出しをできるなら、クレとしては嬉しいです。懸念はメッシのモチベーション。

③はバルトメウ理事会への不信任投票の結果次第・・・?起こればミラクル。

いずれにせよ決断するのはレオ・メッシなので、彼自らが納得のいく答えが出るのをしばし待ちましょう。決着はそう先ではありません。

(これでもしメッシが残留となって、バルトメウよくやった、みたいな 話になったら笑う。会長がメッシを使って自作自演のメロドラマ的)

 

コメント

  1. ななな より:

    これ短期的にみても移籍金を獲得できない、長期で見たらこんなクラブに物好き以外は来たがらない状況になっていることに気づかないのだろうか。思ったよりバルトメウが頭悪くて困惑してます