コロナウイルス感染拡大によって活動を制限されながらも、署名集めは順調
不信任投票実施に必要な16,520枚のうち、7,500枚をすでに集めた
バルトメウ理事会をFCバルセロナから追い出すべく、反バルトメウ勢力が力を合わせて進めている不信任投票運動「Més que una Moció」。昨日8日にその第一段階となるソシオ署名集めに関する経過報告があり、開始6日間にして、投票実施への必要枚数16,520枚のうち7,497枚がすでに集まったとの発表がなされました。残り8日につき、良いペースです。
コロナウイルス禍でよくやれている
今回ジュゼップ・マリア・バルトメウ会長とその理事会に対する不信任運動を行っているのは、「Més que un Moció」という反バルトメウ連合です。プラットフォームを構成するのはバルセロニスタのオピニオングループ8つと、次の会長選挙で立候補予定の3人(ジョルディ・ファレ、ビクトル・フォン、リュイス・フェルナンデスアラ)。
ここで理事会を退陣させるとチームの補強活動に影響があることや、3月まで待てば選挙があること、そしてスペインでの新型コロナウイルスの新規感染(確認)者数が1日で1万人を超え、ロックダウン解除前の水準に戻っていることなどから、ソシオからの署名集めは非常に難しいだろうと予想されていました。
ゆえにこの不信任投票にしても、ガチ本気というよりは、3月の会長選挙へと向けた出馬予定者たちの宣伝的要素が強いと見ていたのですが、思った以上にソシオたちの投票実施への熱量は高いのかもしれない。6日間でほぼ7,500枚を集められたのは、第一関門突破への期待が持てます。
彼らがSNSで報告する際の画像ではレオ・メッシを用いていますが、先日のカピタンのインタビューが後押ししてるのは確かでしょう。
広報担当のひとりマルク・ドゥクは言います。「目標達成のために必要なペースで進んではいますが、油断することは出来ません。ソシオ諸氏は数字に目をくらまされることなく、署名を続けるべきです」「どのように投票に参加すべきかをまだ知らないソシオへと用紙を届けるためのロジスティック戦略が必要です」
クラブ規約によって定められた署名集めの締め切り日は9月17日(木)となっています。
サイバー攻撃
一方で「Més que un Moció」は、8日午前に7,500枚の署名が集まったと発表した4時間後、彼らのウェブページが一時サイバー攻撃に遭ってアクセス不能になったと発表しています。
「この攻撃は私たち組織に対してのみならず、クラブのソシオ・ソシアたちが有する意思表示の権利に対する攻撃でもあります。ソシオはバルサゲートのようなスキャンダルによってクラブの名を汚した理事会に反意を示すことを望んでいるのです」
コメント
サイバー攻撃とは…
バルトメウの胡散臭さを表してますね。
愛知県知事大村リコール運動と同じような事に。
民主主義的解任運動に対する権力者の抵抗は、どこも似たような物になるのでしょうか。
どっちも成功してほしい。
クーマンがハイプレスを明言したのは、とりあえず朗報。
何だかんだ言っても、クーマン戦術はまだ未知数です。
外が問題でも、ピッチ内でチームが上手くいき、メッシが気に入ってくれれば、全てが解決する可能性はあります。
残り8日ですか。
バルトメウが消え、クーマン監督が上手くやれるように、これまで以上に祈ります。