バルトメウ不信任動議に新展開:治安警察登場・・・!

提出されたソシオ署名の中に疑わしいものが含まれているとクラブは考える
その真相解明(という名の不信任投票停止)のために理事会は司法警察への捜査を求めた

FCバルセロナ内部で進行中のバルトメウ理事会に対する不信任動議に、新たなるキャストが追加されました。予想しないところから舞台に上がってきたのは、グアルディア・シビル(治安警察。国家憲兵)。物騒な組織が出てきたものです。

話はマニアックなところに入って行きますので(いつもの事か)、興味のある方は付いてきてください^^。

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提出された署名に偽造の疑いがあると訴えた

ラジオ局CADENA SERが明かした情報では、クラブが火曜日に弁護士を通じて、不信任投票実施のために提出されたソシオ署名のなかに不正があると訴えたのだそうです。

不信任投票委員会の Josep Maria Vallbona 委員長が署名を行った20,731人のソシオへの確認電話を拒んだからだとか、2018年5月6日に開催されたエル・クラシコにて違法な指定席転売を見つけられた2,800人のソシオが絡んでいるとかいうのですが・・・(その2,800人のソシオは資格停止されていて、署名は無効となるが、個人情報保護があるのでクラブからは署名したソシオ20,731人と違反をした2,800人との紐付けできない。そこで2年前から調査をしているグアルディア・シビルに捜査を求めた)

目的は言うまでもなく、不信任動議を停滞させること、それしかないでしょう。
中止は不可能でも、一時的に麻痺させる。なんのために?時間稼ぎ?

そして一般紙 LA VANGUARDIA がその告発文書を見たらしく、クラブはそこで「不正行為の可能性のあり、その重要性から(不信任)委員会に見逃された証拠を発見」し、「調査と真相解明のために司法警察に通報した」、「真正が疑わしい署名が300枚あり」「他にも多数の疑わしい書類群があると考えさせられる」と述べているようです。

で、そういった類いの不正行為は「犯罪組織・グループによって犯されてきた」と自分たちを追放しようとする一派に犯罪組織が絡んでいるとほのめかしつつ、グアルディア・シビルに持ちかけた。捜査を求められた治安警察はクラブに対して調査に必要な全情報の提出を求めている模様です。

求められているのは、不信任動議の書類、筆跡情報、疑わしい300署名の原本、関与が疑われるソシオの会員証コピー、そして動議を推進する反バルトメウ連合の代表として不信任投票委員会に入っているジョルディ・ファレのデータなど(SPORT)。

そんななか、委員会は昨日もソシオ署名の確認作業を続け、20,687枚のうちの19,380枚が有効承認されたと発表しています(無効1,088、真偽不明219)。

不信任動議を止めようとするクラブ

偽造署名の可能性があるとのクラブからグアルディア・シビルへの訴えにより、不信任投票へのプロセスを停止するべきだとの要求が不信任投票委員会でありました。停止を求めたのはバルサ代表として委員会メンバーになっているマルタ・プラナと、ジョルディ・アルジェミの両名。バルトメウのしもべたちです。

※不信任投票委員会は、動議を進めているグループから2人(うち1人がジョルディ・ファレ)、バルサから2人、そしてカタルーニャフットボール連盟から1人(Vallbona委員長)の合計5人で構成されている。

議事録を見たというSPORTやMDによると、真相が解明されるまで不信任のプロセスを止めたいとプラナアルジェミの二人が表明。すでに投票実施に必要な16,520枚は確認されているので、プロセスは完了したとみなす可能性について議論した後、多数決を取った結果、続行することが決まったようです。

MDの取材に対し、ジョルディ・ファレは次のようにコメントをしています。
「プロセスは止まらないでしょう。委員会がそう決断したのです。投票をしました。バルサの理事2人はプロセスの停止を望み、私とトリアドは止めない方に票を入れた。そして委員長の Vallbona がプロセス継続を決めたのです。3対2でした」

「クラブが私を告発したのには驚きましたし、残念に思います。私たちはスポーツクラブにいて、勝つことも負けることも知らなければならないのに、この理事会は負け方を知らなかったのです」

裁判所によってバルサゲートの証拠が見つけられたという理事会なので、まずそっちがお祭りになれば良いのに。

決着は署名ではなく投票で

今回の件が表しているのは、不信任動議を進めてきたソシオグループや多くのバルセロニスタが望んでいるような理事会の即時退陣を、ジュゼップ・マリア・バルトメウ会長たちは考えていない、ということです。

20,000人のソシオにNOを突きつけられようとも、ジョルディ・カルボネル(第一副会長)が「自分の意見を表明していないソシオが90,000人いる」と言えてしまう精神力。
副会長によると、今もバルトメウは「元気で、力を感じている」そうで、そんな逞しい会長と「私たちとの団結力はかつてないほどに増している。私たちはワンチーム。難しい時期にあるが、職務への責任から最後の日までクラブのために働いていく」と決意を新たにしています。

決着は不信任の署名による辞任ではなく、ソシオたちの投票によって付く方向へ。投票によって選ばれた会長は、投票によって解任されるのが民主主義を掲げるクラブの会長に相応しいということですか。
それであれば派手に散ってほしいですし、不信任で解任された最初のバルサ会長の不名誉を背負っていってもらいましょう。カタルーニャ州政府の投票実施許可が下りますように。

 

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