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マルキーニョス交渉、本格スタートへ

PSGに売る気がないが、選手はバルサ移籍希望と。

この大会が終了してから将来のことを考える、とマルキーニョスが言っていたトゥーロンでのユーストーナメントが日曜、彼の所属するU-21ブラジルの優勝で幕を閉じてから数日。ブラジルの若きセントラルを巡っての交渉がいよいよ、始まろうとしています。

SPORT紙の伝えるところによりますと、パリ・サンジェルマンの会長ナセル・アル・ケライフイさんは水曜日、遅くとも木曜日にはマルキーニョス側との話し合いに臨むそうで。そしてその場でクラブが彼を売るつもりはない旨が改めて伝えられるだろう、と報じています。いつぞやのチグリンスキーじゃないんですから、1年前に3,500万ユーロを投じて獲得した若手選手をあっさり手放す必要はありません。

ただ、バルサにとって有利なポイントは、マルキーニョスがバルサ入団を希望している“らしい”ことです。セントラルはトゥーロンでの大会中にEsport3の取材に応じ、「バルサからの関心は嬉しい」と喜びを表した上で「ご存知のとおり、僕にはPSGとの契約があるし、僕の代理人とクラブが話し合って将来のことを決めるよ。僕は彼らが話すのを待たなければならない」とコメント。まあ確かに、両クラブの交渉が上手くいくように願っているような言い方です。

ダニ・アルベスはまた別交渉で

マルキーニョスを積極的に売る気のないPSGですが、実際には両クラブ間の会話があったのもまた確かなようです。パリクラブは以前からダニ・アルベスに関心を抱いているとされますし、バルセロナは来年夏で契約が満了する右ラテラルを是が非でも引き留めようとは思ってない、でしょう。そこでバルサはダニの価値を1,500万ユーロと見積もり、彼+2,000万ユーロのオファーを出したとされます。対するPSGの答えは、当方のアルベスの価格は500万ユーロなので3,000万ユーロ足りない、というものだったとか。バルセロナからすれば、ほほほご冗談を、です。

よってバルサとPSGはダニ・アルベスの件はムンディアル終了後まで保留とし、マルキーニョスの交渉とは切り離して考えることで合意(SPORT紙)。セントラルを必要としているチーム事情を鑑み、バルトメウ理事会が幾らならPSGへと提案できるか次第、との状況のようであります。

 

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