クラブ間交渉も大詰めか。
ネイマールがパリへと去る一方で、リバポーから親友のコウチーニョがやって来る。その瞬間が近づいているようです。元々バルサ入団を強く志望していたというコウチーニョですので、彼と合意はあっさりと確保。難関と見られていたリバポーとの交渉に関しては、SPORT紙が両クラブによる話し合いはもう最終段階に入っているとしており、近々動きがあるかもしれません。MDはそこまでではないにせよ、「近い」との単語を用いていますのできっと完了は近いのでしょう。
ネイマールの後釜ではない
SPORT紙によると、バルサの強化部がフィリッペ・コウチーニョを高く評価するのは攻撃面での突破力と、インテリオールとエストレーモを高レベルでこなせるポリバレント性です。しかし、と同紙が強調しているのは、コウチーニョはエストレーモが出来るからといってもネイマールの後釜ではなく、あくまでも独立した中盤補強の一環であること。攻撃陣はメディアに名前が出ているディバラであれ、グリエスマンやデンベレ、ムバッペであれ、また別に獲りにいくということです。
コウチーニョのバルサにおける役割は、アンドレス・イニエスタに近いものとなりそうです。得意とするドリブルで、左方面の突破口となる。エストレーモもこなせることで、ドンとの共演も見られることでしょう。戦術的なバリエーションは豊富になる。ただ、イニエスタとネイの代役を期待して獲ったアルダ・トゥランは、役割が重なってしまいます。
エルネスト・バルベルデは当初、ネイマールが戦力になるとしてプランニングを進めてきましたが、去ろうとする者にこだわっていても仕方ありません。彼のような影響力ある選手がいなくなることで、修正の度合いは大きくなりますが、新しいバルサが見られるのならそれも悪くない。ロベルト・フェルナンデスはコウチーニョともう一人、インパクトのある選手獲得を目指して動いているようなので、しばらく楽しみにしてみますか(別のインパクトをもたらすパウリーニョ作戦も進行中・・・?)。
コメント
昨季のバルサがメッシの中央移動によって右サイドが弱体化したことを考えると
左のエストレーモを補填したいのは当然ですね。
アルダやデニスやコウチーニョにも出来ますが、さすがにネイマールレベルではない。
だからグリエスマンやムバッペの名前が挙がるのでしょう。
期待はしませんが。
ネイマールを2億2000万ユーロで売り払うとして、コウチーニョに多く見積もって9000万ユーロ、まだ1億3000万ユーロ残ります。
獲得可能かどうかは別として、ムバペはバルサにフィットするとは個人的に思えないので、デンベレあたりに行きそうな気がします。
………2億ユーロ+ヴェラッティの譲渡とかで要求したらパリはどうしますかね(笑)
まあ、ブスケツにサンペール、ロベルトが好パフォーマンスを披露しているので、ヴェラッティも必要はありませんが……(笑)