選ばれたのは、プリンス・ボアテング

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スアレスを休ませることを主目的に、即戦力ベテランと半年契約。

ムニールの退団を補うべく、冬市場でのデランテロ(前線選手)補強を目指していたFCバルセロナ。複数の名前がメディアに登場する中で、クラブはまだ本命を隠していると見られてました。その選手こそがサッスオロのケビンプリンス・ボアテング(31)だった。

クラブ発表によりますと、ボアテングは6月30日までのレンタル移籍。
賃料は100万ユーロで、800万ユーロの買取オプションが付いています。

監督の要望+クラブの経済事情

1月はリーガとコパで過密日程ですから、デランテロを追加で編入させるなら早いほうがいい。
クラブのスポーツ部門(ペップ・セグラエリック・アビダルラモン・プラネス)とエルネスト・バルベルデは昨日会議を開き、ボアテングを選ぶ決断を下しました。

デランテロを補強する主目的は、ルイス・スアレスが大一番に最良のコンディションで臨めるようにすること。

夏にパコ・アルカセルを、冬にムニールを放出し、急きょその穴を埋めるためにボアテング(本職はメディアプンタ)を獲得するんですからチーム計画はどうなっているのかとも思いますが、選手の意思を尊重したってことでしょう・・・

いずれにせよ、
新しい環境でも即戦力としての活躍を期待するため、経験豊富なベテランで、ラ・リーガを知っていること(バルベルデの要求)、そして予算のない冬マーケットゆえに出来るだけ出費のないオペレーションになる(クラブの経済事情)等の条件を満たす選手を求め、選ばれたのがプリンスです。

特に安いこと、ですね。

ベテランファイター

ケビンプリンス・ボアテングの経歴を見ますと、さすらいのフットボール旅人といったところです。
ヘルタ・ベルリンの育成組織からトップチーム昇格を始まりに、トッテナム、ドルトムント、ポーツマス、ジェノア、ミラン、シャルケ、再びミラン、ラス・パルマス、フランクフルト、そしてサッスオロ。
これだけいろんなリーグやチームを渡り歩いているのも珍しい。

エキセントリックな素行で話題になったことが多い印象ですが、一目で分かるのは彼が“キャラクターのある=芯や気骨のある”選手であることです。
エリートフットボール界隈で三十路になっても現役を続けていくためには、キャラクターなしでは無理とはいえ、その中でも特にボアテングのキャラクターはインパクトがあります。

夏に加入したアルトゥロ・ビダル、冬加入のジェイソン・ムリージョ、そしてこのプリンス・ボアテング
こんな野武士みたいな風貌(褒め言葉)のベテランと続けて契約するのが偶然なはずもなく、闘う男をバルベルデやスポーツ部門が欲しがっているのでしょう。プリンス、よく見るとかわいい目をしてます。

誤解されるかもしれないですが、カンテラーノだらけの優等生チームでは物足りなく感じることもありますからね。

ローコストでいける選択肢の中からボアテングを選んだのは間違いないにせよ、メディアプンタ、偽9番、9番、サイドと複数のポジションをこなせるらしいので、出番は案外あるかも。チングリの運用術に期待します。

ようこそ、バルセロナへ。まずは半年間、どうぞよろしく。

このニュースのまとめ

  • ・サッスオロのケビンプリンス・ボアテングを半年レンタルで獲得
  • ・800万ユーロの買取オプション付
  • ・気骨あるファイターで、複数ポジションをこなせるベテラン(31歳)

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