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セルジ・ロベルトの期待

ルーチョ新監督の下で、来季に胸弾ませる若者。

選ばれしムンディアル出場選手たちはいよいよ始まる大舞台に緊張感を高めているところですが、そうでない多数の選手たちは避暑地を訪れたり、地元でのイベントに参加したりと、思い思いの夏休みを満喫しています。セルジ・ロベルトもそのうちの1人で、8日にはLa Selva del Campで開催されたペーニャ集会に登場。ここは父の故郷の村らしく、家族や祖母たち、友人たちに囲まれ楽しいひと時を過ごしたようです。パーティーの主役であるロベルトは、ルイス・エンリケがチームを率いる来季が待ち遠しくてならないと言います。「来季が始まるのがすごく楽しみだよ。タイトルを獲得して、全選手にとって最高の1年になることを期待してる」

自らをよく知る監督

タタ・マルティーノ率いるチームでは、一時期は連続して起用されていたセルジですが、決して成功のシーズンだったとは言えず。この夏はドナドナされるんじゃないか、とも見られていました。「バルサでプレーを続けるのを疑ったことは一度もなかったよ。ルイス・エンリケはバルサBで2年間一緒だったし、僕のことをよく知っている。彼が僕を信頼してるのを、僕は知ってるからね。重要なのはタイトル獲得だよ。今年は不運にもチャンピオンズもコパもリーガも獲れなかったけど、来季はいけると期待してる」

セルジ・ロベルトが来季もバルサでプレーすることになった大きな要因が、ルイス・エンリケの希望でした。ラキティッチ獲得交渉でもセビージャはロベルトのレンタルを望んだらしいのですが、バルサはそれを拒否。結果、デニス・スアレスが武者修行となりました。ちなみに彼、ガッツ兄貴とは「まだ話していない」そうです。

ルーチョに関しては、セントロカンピスタはこうも述べました。「バルサBを率いている時、彼はそれぞれのポルテーロに7試合ずつプレーする機会を与えたうえで誰がプレーするかを決めるという、ほとんどの監督がしないことをしたよね。内容が悪くなければ次の機会を与えたし、悪ければポルテーロを代えた。トップチームではそうはいかないだろうけど、彼はマシップのことをよく知っているし、チャンスを与える時は100%彼を信頼して送り出すだろう。マシップはすばらしいポルテーロだと僕は思うんだ。今年は第3ポルテーロだったオイエルに出場の機会はなかったけど、もしマシップにチャンスが来たなら、全てが上手くいくといいよね」

チャビ先輩には残留してほしい

この夏、去就が注目されているバルサ選手の中に、チャビ・エルナンデスがいます。「まだ何年も僕らの元に残ってほしいよ。彼は僕らみんなのお手本だし、僕にとっては特にそうだからね。彼とロッカールームを共有し、日々チャビやチームメイトから学ぶのはとても楽しい。同じポジションでプレーしている選手には、余計に注目するんだ。最終的に彼だどんな決断をするかは知らないけど、残ってくれると嬉しい

そして、エースのレオ・メッシについては。「彼のことを悪く言うなんて絶対にムリだよ。彼は他の選手が誰も与えられなかったものをバルサに与えてきたんだ。悪いシーズンだったと言われているけど、彼はいったい幾つゴールを決めたと思ってるんだろうね?たった40ゴール?メッシが同じチームにいること、それが良いニュースだよ。彼は史上最高の選手なんだ。キャリアの全てで100%の選手なんて存在しないし、来季はまたMAXに戻ることを期待してるよ。いずれにせよ、メッシが自分のチームにいるのはとても恵まれている」

 

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