主力選手は8人に休養
エルネスト・バルベルデが発表した、国王杯1/16決勝ブエルタ(第2戦)レアル・ムルシア戦の招集リスト。最大のニュースは、昨日完治診断を受けたセルジ・ロベルトが入ったことです。そしてこの試合は主力選手8人に休みが与えられているので、バルサBから5選手が呼ばれているのも特徴。新たなトップデビュー選手も生まれそうです。
コスタスとO.ブスケツにデビューの可能性
FCバルセロナは、約1ヶ月前に敵地で行われたイダ(第1戦)にてムルシアに0-3で先勝しています。その試合で主力を温存したバルベルデは、今回もテル・ステーゲン、ラキティッチ、セルヒオ・ブスケツ、イニエスタ、ルイス・スアレス、メッシ、ジョルディ・アルバ、それにウンティティの8名に休養。代わりにバルサBから5選手を呼び、招集リストを完成させました。
監督に呼ばれたB選手は、アドリアン・オルトラ(GK、背番号31)、ダビ・コスタス(CB、39)、オリオル・ブスケツ(MF、30)、カルラス・アラニャー(MF、26)そしてホセ・アルナイス(FW、37)。アルナイスは週末のリーグ戦でダメージを受け微妙といわれていましたが、間に合っています。
招集リスト発表前にトレーニングに呼ばれていたセルジ・パレンシア、ビティーニョ、カルラス・ペレス、アベル・ルイスは選外となりました。
以下、追記。
招集を受けたB選手たちで、ダビ・コスタスとオリオル・ブスケツはトップデビューが濃厚です。
ウンティティが招集外でマスチェラーノが負傷中のセントラルですから、コスタスは起用されるでしょう。ピケとベルマーレンのどちらかは休ませてくるはず。ピボーテもまたセルヒオとラキティッチが休みなので、いよいよオリオル・ブスケツに出番が来そうです。
カルラス・アラニャーは先発確実。前線もメッシとスアレスが温存されてますから、ホセ・アルナイスにチャンスはあるでしょう。でも怪我が気になるので、時間は短いかも知れません。
こんな感じ?
コパ・デル・レイの規約では、ピッチにいなければならないトップチーム登録の選手は最低7人。シレセンにアクシデントがなければオルトラはベンチですから、あとの4人は同時起用が可能です。コパといえど、カンテラーノ祭りにできるのはこの1/16決勝まで。若者たちよ、是非アピールを!
予想より約1週間早いセルジ・ロベルトの回復
トップチーム選手ではなんといっても、セルジ・ロベルトの復帰です。
今週からグループ練習に加わっていたセルジなので、週末のセルタ・デ・ビーゴ戦への招集は確実だったのですが、前倒しされてこのムルシア戦で招集リスト入り。少々意外でしたが、それだけ感触が良いということでしょう。
セルジ・ロベルトは10月31日にアテネで行われたオリンピアコス戦で、右太ももの大腿二頭筋を負傷。クラブ医療部は全治5週間の診断を出していました。それがこの28日での完治診断ですから、約1週間の短縮です。
一方、同じオリンピアコス戦で同じく右太ももを痛め、全治3-4週間と発表されていたアンドレ・ゴメスもすでにグループ練習に加わっています。週末のセルタ戦には出場可能になっていそう。ラフィーニャも復帰に近づいていますし、徐々に戦力を取り戻しているバルサです。
このニュースのまとめ
- ・国王杯ムルシア戦は、主力8選手がお休み
- ・セルジ・ロベルトが完治診断を受け、招集リスト復帰
- ・バルサBからはオルトラ、アラニャー、O.ブスケツ、コスタス、アルナイスが招集
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