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【マッチレポート】ラ・リーガ第32節 ビジャレアル 1-2 バルサ

逆転優勝へ近づけるグリーズマンの2発。

価値ある逆転勝利をもたらした、王子の連続ゴール。
バルサは後半苦しんだものの、1点リードを守り切った。

FCバルセロナが難関ラ・セラミカでのビジャレアル戦に逆転勝利(1-2)。光ったのはチュクエセに先制点を奪われた後のリアクションで、グリーズマンの連続ゴールによってあっという間にスコアをひっくり返した。素晴らしかった前半の出来映え。後半は一転ガス欠気味で10人のエメリチームに押し込まれ、危ない場面もあったが、どうにか勝点3を確保している。後にサン・マメスにてアトレティコが失敗したことで、木曜日の試合に勝てば首位奪取となるバルサだ。

試合のポイント

●前半の出来映えは上々でビジャレアルを支配、後半は一転して10人となった相手を抑えるのに四苦八苦、と二面性あるバルサが見られた試合だった。序盤はやる気満々のイエローサブマリンが前に出て、特にやる気満々の元ペリコ・ジェラール・モレノに最初のパンチを放たれたが、バルサはすぐに支配を確立。この試合もデ・ヨングの存在感が際立ち、GKアセンホの好守に阻まれるも16分の飛び出しは決定的だった。完全に崩していたので、決まっていれば美しかったが。



チュクエセの先制弾:得点機を逃せば、物事がややこしくなるのはフットボールの常なり・・・ この試合も例外ではなく、バルサはチュクエセの一発で先手を取られてしまう。パウ・トーレスのスルーパスが見事で、前に出たピケが背後を取られ、アルバはオフサイドをかけられず、最後の壁テル・ステーゲンも攻略されて1-0。しかし好調クーマンチームはそんな逆風に対し、あっという間にリアクションを示してみせた。2分後に同点とし、9分後には逆転に成功するのだ。

グリーズマン疾風のドブレーテ:即時逆転の主役はドブレーテを決めたグリーズマン、助演賞は完璧なロングパスでアシストしたミンゲサだった。前節にクーマンの叱責を受けていたカンテラーノが、名誉挽回の仕事。それを受けたグリジもオフサイドを破る動き、GKアセンホを前に放った左足アウトサイドのふんわりシュート共に完璧だった。さらにフレンチ王子はFoythの致命的なエラー(不注意なGKへのバックパス)を逃さずに逆転弾もゲット。呆気ない逆転にバルセロニスタは勝利を確信した。

苦しんだ後半:しかし後半は一転してビジャレアルのペースで進んでいく。防戦に入るバルセロナ。62分にはテル・ステーゲンのパラドンで命拾いの大ピンチを迎えている。クーマンはこれにイライシュ・モリバを入れることで対応(64分)。そして65分、レオ・メッシへの危険なタックルでトリゲロスが一発退場となり、クレはちょっとばかりパニックになりそうになった。幸い怪我なく、安堵。その後も苦しみながらもどうにか1点リードを守り、価値ある勝点3を持ち帰ったバルサだった。

トピックス

更新待ち

 




La Liga | Jornada 32
25 de Abril 2021 – domingo 16:15 h
Estadio de La Cerámica
:—
Villarreal CF FC Barcelona
1 2
Goles
Chukwueze (26)  
  Griezmann (28)
  Griezmann (35)
Titular
Sergio Asenjo 【】Ter Stegen
Foyth 【】Mingueza
Albiol 【】Piqué
Pau Torres 【】Lenglet
Alberto Moreno 【】Busquets
Capoue 【】Dest
Parejo 【】De Jong
Trigueros 【】Pedri
Chukwueze 【】Jordi Alba
Gerard Moreno 【】Messi (c)
Paco Alcácer 【】Griezmann
Cambios
Paco Alcácer→
Coquelin (60)
Dest→
【】Sergi Roberto (46)
Alberto Moreno→
Estupiñan (60)
Pedri→
【】Ilaix (64)
Capoue→
Moi Gómez (76)
Griezmann→
【】Dembélé (80)
Chukwueze→
Yeremy (89)
Busquets→
【】Araujo (88)
Albiol→
Mario Gaspar (89)
 
Entrenadores
Unai Emery 【】Ronald Koeman
Arbitro
Carlos Del Cerro Grande (madrileño)
Tarjetas
Trigueros (65TR) Griezmann (50)
Albiol (66) Busquets (82)
Pau (74) Mingueza (90+3)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 0 1

Goles

2 0 2
3 (1) 7 (3) 10 (4)

Tiros a puerta

15 (5) 5 (0) 10 (5)
1 3 4

Ocasiones de Gol

4 1 3
1 5 6

Corners

1 0 1
1 0 1

Fueras de juegos

6 3 3
    452

pases

593    
34.2% 53.4% 43.6% Posesion del Balon 56.4% 46.8% 65.8%
51 63 119 perdidas de balon 105 54 51
24 23 47 recuperaciones de balon 52 33 19
7 9 16

Faltas

10 7 3
0 2 2

Tarjetas Amarillas

3 3 0
0 1 1

Tarjetas Rojas

0 0 0
Formación

ピアニッチ、ブライスウェイト、コウチーニョ、アンス・ファティが負傷中。
ネト、アルナウ、アラウホ、デンベレ、リキ・プッチ、トリンカオ、マテウス、セルジ・ロベルト、ウンティティ、ジュニオル、イライシュがベンチスタート。

前節のヘタフェ戦からはわずかな日2日だが、先発イレブンの変更は右カリレーロのみ(セルジ・ロベルトからデスト)。あとは好調な面子を継続起用している。ギアを上げて臨んだ前半は上々だった。

交代の1人目はハーフタイム明けで、デストに代えてセルジ・ロベルト。
続いて64分、ペドリに代えてイライシュ・モリバ。今日も元気に広範囲に動いていた(アルバが前に出たスペースを埋めたり、エリア近くに顔を出したり)。
3人目は相手に退場者が発生した後の80分、グリーズマンが任務終了となってデンベレに出番。4バック気味になっていたような。
4人目(最後)はブスケツを下げてアラウホ。デ・ヨングが中盤の底、セルジ・ロベルトがインテリオール、ミンゲサがカリレーロ。

Titular Final
 

2021年4月26日(月)、ビジャレアル戦翌日のバルセロナスポーツ紙。

MD「逆転だ!」

  • 逆転だ!
  • → アトレティがサン・マメスで敗れ、バルサは木曜日のグラナダ戦に勝てば首位となる
  • → ホームチームに1-0とされた後のグリーズマンのすばやいドブレーテが重要な勝利をもたらす
  • チャンピオンズ女子/PSG 1-1 バルサ
    決勝進出を夢見させるゴール
    バルサがパリにて価値あるエンパテ

SPORT「さらに近づく!」

  • さらに近づく!
  • バルサがビジャレアルにて逆転勝利し、グリーズマンがドブレーテ。一方でアトレティコはサン・マメスで失敗した
  • バルサは一試合少ない状態でアトレティコとわずか2ポイント差:もし木曜日にグラナダに勝てば、首位となる
  • チャンピオンズ女子 準決勝/PSG 1-1 バルサ
    スキャンダルな判定で引き分け
    バルサはブエルタに向けて良い結果を得たものの、3つのPKを“奪われた”

コメント

  1. トム より:

    危なかった…
    10人相手に攻め込まれましたが、何とか守りきりましたね。
    最後の方はポゼッションもできず、ちょっと不安になりました。モリバが安定しなかったなあ。
    ブスケとペドリがいないと、中盤は安定しないという事なのかも。

    デヨンクはいつも通り素晴らしかったんですが、ラストの運だけが無くて点が取れず、苦しみました。
    反対に、グリーズマンがようやくゴールを決め始めたので助かりました。
    マドリとアトレティコがしくじった為、首位アトレティコとは勝ち点2差。バルサは一試合余分に残してるので、やや有利です。
    最後のアトレティコとの決戦まで、気を抜かず行ってほしいですね。