- ■FCバルセロナとバレンシアCFが、フランス人DFジェレミー・マテュー(30)の移籍で合意。移籍金は2,000万ユーロとなり、うち1,000万ユーロが現金で、残りは分割で支払われる。契約期間は4年+1年延長オプション。契約解除金は5,000万ユーロに設定された。
- ■ジェレミー・マテューはバレンシアでの5年間で176試合に出場し、7得点。身長192cmと長身にかかわらずスピードがあり、空中戦に強い。ボールテクニックもある。セントラルと左ラテラルでのプレーが可能。
- ■ジェレミー・マテューは24日(木)にメディカルチェックを受けた後、入団契約書にサイン。FCバルセロナの新加入選手としてプレゼンテーションされる予定。入団会見は現地19時半より。 [FCB]
- ■ジェレミー・マテューがバルセロナへと到着。バレンシアと南米ツアーに出発した後、クラブ間合意が成立し、中継地のマドリーから引き返してきた。どうやら一度バレンシアに戻り、バルセロナ入りした模様(14時すぎ)。その後、カンプノウへと向かい、クラブオフィス玄関の巨大エスクード前で記念撮影(17時)。
- ■ジェレミー・マテュー 「バルセロナに入れることを誇りに思う。バルサは世界最高のクラブ。私にとって最高の機会だ」 [バルサTV]
- ■マテューはバルサ史上19人目のフランス人選手。近年ではエリック・アビダル(2007-13)、ルドビク・ジュリ(2004-07)、ティエリー・アンリ(2007-10)、リリアン・テュラム(2006-08)など。クリスタンバル(2001-03)、ペティ(2000-01)、デウ(1999-00)、デュガリー(1997)などは暗い歴史。
- ■2,000万ユーロの移籍金は、三十路に入ったDFとしては、フットボル史上最高額。前例ではファビオ・カンナバーロ(1,150万ユーロ、マドリー)、ヤープ・スタム(1,050万ユーロ、ラツィオ)など。他のポジションを含めても、バティストゥータ(32M)、エトー(27M)、ディエゴ・ミリート(25M)、イブラ(21M)に次ぐ5番目。 [Transfermarkt]
- ■Wikipediaのスペイン語ページで、ジェレミー・マテューの項が侮辱的な内容に改ざんされた模様。“年齢230歳”、“FC最悪補強バルサ所属”、“姓名ジェレミー・マテュー・スビサレッタ”などなど。
- ■アマデオ・サルボ(バレンシア会長)「クラブにとって重要な選手が去ったんだ、気分は良くないさ。契約解除金で選手が売れたことはバレンシアにとって良いように映るとしても、私にとっては、解除金を得るよりもマテューが居ることの方が重要なんだ」
- ■FCバルセロナがセントラルを獲得したのは2009年のドミトロ・チグリンスキー(2,500万ユーロ)以来。
- ————————————————————————選手会見
- ■若手選手による公式会見が続く。水曜日の当番はラフィーニャ・アルカンタラ。バルサのトップチーム選手としては初めての会見当番。「去年はとても好い1年だったよ。出場機会も多かったし、選手として成熟できた」「全力で働く準備は出来ている。僕らはみな、ミスターやチームメイトたちから学び、そしてベストを出すためにいるんだ」
- ■「マテューは全てを備えたDFで、とても速いね。すばらしい選手が加入したと思う」
- ■「チャビはバルサだ。彼が残り、ロッカールームを共有できるというのは最高のニュース。彼が残って僕も嬉しいよ。ベストから学べるのは信じられないことだ」
- ————————————————————————トレーニング
- ■この日のトレーニングは午前のみ。シウター・エスポルティーバの第1グラウンドにて、合計22選手(トップ8、フィリアル14)が参加して行われた。前日夕方はジムで調整したアフェライがグループ練習に復帰。
- ■アドリアーノとドングウはグラウンド上で個別メニューを継続。
- ■バルサBは休日だったため、エウセビオ・サクリスタンとカルロス・ウーゴ・ガルシア、アントニオ・ゴメス・トレーナーがトップチームで頑張っている14選手を見るために第1グラウンドへ。
- ————————————————————————その他クラブ関連
- ■家族(マリア・フェルナンダ・モレリョ夫人と2人の子供たちアルマとロラ)とともにカンクン(メキシコ)で夏休みを楽しんでいるハビエル・マスチェラーノ。「フットボルほど僕を夢中にさせるものはないんだ。僕はフットボルのために生き、そして死んでいくだろう。時々料理をしたくなる時は、友人たちとアサードをする。かなり普通の生活だよ」 [CARAS]
- ■“選手”ルイス・エンリケのバルサ入団プレゼンテーションから丸18年。契約成立は5月27日だったが、メディア向けお披露目はその2ヵ月後。ファン・アントニオ・ピッスィと同時プレゼンだった。記者会見にはジョゼップ・ルイス・ヌニェス会長ほか、ロブソン会長の助手だったジョゼ・モウリーニョも同席。その後はミニエスタディにてユニフォーム姿とリフティングを披露。 [FCB] 時代を感じる。
- ■SPORT紙がネイマールJr .のものだというMRI画像を公開し、どうだ骨折は本当だろう、SNS上の妄想癖のある過激ファンもこれでぐうの音も出るまい、と。
- ■アーセナルがまたもやバルサカンテラに手を伸ばそうとしている、とSPORT紙。今回のターゲットはU-16ドイツ代表の左インテリオール、ゲオルギオス・スパノウダキス(15)。英国方面ではすでに獲得とのニュースも流れたが、同紙によると彼はまだ英国や独国からのオファーを受けるか決めていない。アルベルト・ベナイヘスが見出し、2009年にフランクフルトから入団した選手。