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ぷち情報集(4/12)

 

やはり期待したのがムダだったと言いますか、シメオネ監督だろうがなんだろうが、アトレチコはやはりアトレチコでありました。1999年から見放されていたデルビーでの勝利はまたもや次にお預けとなり、その次は永遠の先なのではないか、とも思えてくるほどです。チョロの言うようにCR7のタレントにやられたといえど、もうちょっとやれたことはあったろう。チームの健闘を拍手で見送ったカルデロンの寛容さも、ある種の衝撃です。

 

◇アフェライにプレー許可!

そんな首都方面からの哀しいニュースはさっさと頭の隅っこへ仕舞うとして、カンプノウ方面からはクレにとって嬉しいニュースも届いています。イブラヒム・アフェライがついに、医療部からプレー許可を受けたのです。

クラブの公式記事によればイビのプレー許可はほぼ7ヶ月ぶりのことでして、具体的には6ヶ月21日(203日)ぶりのことだそうです。土曜日のバレンシア遠征(対レバンテ)には当然招集を受けるでしょうし、来週のクラシコのゲーム終盤あたりで復帰なんてことになれば、大感動がバルセロニスタを包むことになるでしょう。近々回ってくるであろう、会見当番も地味に楽しみです。

いずれにせよ、おめでとうイビ!!これからの最終局面、活躍どうぞヨロシク!

 

◇アビダル、経過順調

バルサがヘタフェ戦の勝利を捧げた10日(火)、肝移植手術を受けていたエリック・アビダル。オペは10時間以上にも及んだといわれ、ドクターたちにもただ称賛あるのみなのですが、気になる手術の結果は、どうやら成功だったようです。現在彼は、48時間の経過観察期間にあります。

手術から一夜明けた11日、エリックの妻であるアイエットさんがアビのフェイスブックページから、こんなメッセージをアップしました。「みなさん、こんにちは。私はアイエット・アビダル。エリックの妻です。今日私は、夫のリクエストを受け彼のフェイスブックページにこれを書いています。エリックと彼のいとこであるジェラールはたしかに昨日バルセロナで手術を受け、そして今のところ、すべてが順調です!彼はみなさんの応援メッセージやサポートに本当に感謝をしています!ありがとうございました」

いやあ、よかったです。アビダルの病気に関しては、クラブからは特に何らかの公式発表は行われないそうなのですが(アビさん側の希望による)、昨日バルセロナ市内でのとあるプレゼンテーションに出席したサンドロ・ロセイ会長は、楽観的にこのようなコメントをしています。「今日は完璧な一日やね。アビダルと彼のいとこは手術の後、非常によく回復しているそうやからね」

 

◇プレシーズンはヨーロッパで

FCバルセロナが自らの公式ウェブページにて、「今年の夏はツアーを行わない」ことを発表しました。ここ数年は恒例となっていたアジアやアメリカ大陸へのツアーは行わず、ヨーロッパのどこか涼しいところでコンディションを整えていくという考えです。この数年のハードスケジュールに加え、この夏はユーロやらオリンピックやらで休む間もない選手も多くなりますから、彼らの負担を考慮した結果の英断といえます。

バルサがツアー不実施を「例外的フォーマット」としているように、チームがヨーロッパ内だけで夏を過ごすのは実に2003年以来のことです。ポーランドとウクライナで共催されるユーロ2012は、7月1日に終了します。そして7月25日から8月11日までは、ロンドンでのオリンピックもある。そういった状況から、プレシーズンは欧州でというのはとても良い決断です。

あるいはこれは、サンドロ・ロセイ理事会によるペップ・グアルディオラへの”誠意”の一環なのかもしれません。これまでは特に不満を言うことなくツアーを受け入れてきていたペップですが、アジアに行くにせよアメリカにせよ、灼熱の夏に移動と試合とスポンサー活動を連続させるのがチームを作るうえで難しい状況なのは間違いなく、それでもミスターは”自分はクラブに雇われる身だから”と組織の経済活動優先に従ってきたわけです。なのでそのペップに対しての感謝と誠意の意味も込めてのツアー断念・・・・まあこれは、あくまでも勝手な推測でありますが。

 

◇ブスケツ 「自分たちの仕事をするだけ」

本日は特にこれといった雑ネタがありませんので、超正統派な公式選手会見のコメントで締めくくらせていただきます。昨日の会見当番を務めたのは、もうすっかり凛々しくなったセルヒオ・ブスケツでありました。リーガの優勝争いについて、セルヒオはこんなふうに語っています。

「ヘタフェ戦で僕らは、試合に勝つという自分たちの仕事をしたよ。僕らの手の内には、結局それしかないんや。僕らは1試合ずつ3ポイントを手に入れていくしかないし、次には最高のシーズンを送っているレバンテ戦が控えている。もし僕らが残り全試合に勝ったとしても、(マドリーも全勝すれば)僕らの前には1ポイントの差が立ちはだかる。そやから僕は、リーガ優勝は難しいと思うんや。不可能ではないけれどね。マドリーは大きなアドバンテージを持っているけど、僕らはみんな勝ちたいと願っているし、試合はまだ多く残っている」

チームの置かれた状況は、決して悪いものではないとブスケツは考えます。「シーズン最初にチャンピオンズの準決勝へ勝ち進んで、コパの決勝が控えていて、マドリーから1ポイント差やったら、それでOKやと思ったことやろう。僕らは無敵なんかやないんや。このマドリーを相手に逆転するのはかなりのこと。それは残り試合という点だけやなくて、ライバルのレベルの点からもね」

ヘタフェ戦の前日、ペップは選手たちに対して「少なく笑い、多く走る」ことを求めました。このミスターのフレーズを用い、セルヒオはこう言っています。「どちらも大事なことやね。僕らは前からずっとよく走り、よく働き、よく競ってきたよ。コミットメントが足りへんという理由で、僕らを咎めることはできへんのや」

そして。「僕個人のフィジカルコンディションはかなり好いし、チームも好調やね。僕は毎日、いろんなことを勉強していってるんや。僕はまだ若いし、ベストの瞬間はこれから訪れると期待したい」

 

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