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アビダルに出場許可!

 

あとは監督次第。

その可能性が現実味を帯びてきたこの数週間、心待ちにしていたニュースが届きました。”エリック・アビダルにチームドクターからの試合出場許可が下りる”。つまりはアビさんがフットボル選手としてバルサの試合に出場できるコンディションにあると、ドクターがお墨付きを与えたわけです。あとはテクニコが適切な場面だと考えれば、彼はピッチに立つことが出来ます。チャビやプジョルがコメントしているとおり、チームの士気を上げるすんばらしいニュースであります。

 

実戦復帰は3月以降か

アビダルへの出場許可は今週中には下りる予定だとされていたのですが、21日のクラブ公式発表は計らずと、ミラン戦で傷ついたバルセロニスタの気持ちを上げる効果を果たしました。あるいはその効果を狙って、一日程度は前倒しされたのかもしれません。なんにせよアビさんの存在が、チームを奮い立たせるのは間違いないです。ベンチに彼がいるだけでも、MAXパワー120%なことでしょう。

ドクターがプレーOKとした以上、あとはティト・ビラノバでありジョルディ・ロウラが、「行ってこい!」と彼を戦場に送り出すかどうかです。ただ現在チームは非常に込み入った瞬間を迎えていますから、実戦から1年離れている選手をゆっくりと起用していく余裕はありません。使わなければフォームを上げられないし、フォーム不十分の選手は大一番でいきなりは使えない。少し忍耐が必要な状況にあります。

カレンダーさんと相談すると、3月9日からは最下位デポルティボ戦(カンプノウ)、ラージョ(現7位、カンプノウ)、セルタ(同18位、バライドス)、マジョルカ(同19位、カンプノウ)、サラゴサ(同17位、ラ・ロマレダ)と多少のんびりしたリーガになってますので、起用し易そうではあります。

 

執刀医もアビダルを祝福

エリック・アビダルに出場許可下りるの知らせを、アビさん本人や家族の次に喜んだであろうのが、肝移植手術を担当した医療チームの責任者、フアン・カルロス・ガルシア=バルデカサス医師でありましょう。SPORT紙の取材に対し、バルデカサス医師はこう祝福のコメントをしています。

「誰もにとって最高の知らせです。エリックは多大な努力を行ってきた。彼にはその価値があります。目標は達成されました。医学の観点、いやなによりも人として私に言える唯一のことは、これから何が起ころうとも、アビダルはもうすでに勝利を収めているということです。成功はすでにここにあるのです。ここから訪れるものは、また別の物語。エリックはすでに打ち勝ってます」

そうでありましょう。とはいえ、ファンとしては贅沢なもので、彼が再びピッチを駆ける姿を見たくなってしまう。ドクターは言います。「テクニコが適切だと考え、エリックがプレーする日に私もスタンドにいて、その唯一の瞬間を目撃できることを私も楽しみにしています。ものすごく特別な瞬間になるでしょうね」

 

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