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セルヒオ・ブスケツは今季で退団か・・・ 後任候補にスビメンディ

今季でバルサとの契約が終わるセルヒオ
契約更新の可能性は低そうで、後任にはラ・レアルのピボーテが挙がる

“俺たちのブスケツ”に、バルサ退団の時が近づいているぞ・・・ という話です。ブスケツとバルサの契約は2023年6月末までとなっていて、これまでのところ延長へと向けた動きはない。おそらく今季をもってカピタンは退団となり、MLSでの冒険を始めると見られています。そして解決を迫られる後任問題。チャビと強化部門はラ・レアルのスビメンディが適任だと考えており、バルサは彼を引き抜く計画のようです。

ピボーテ補強

移籍関連の噂話がよく取り上げられるFIFAウィーク。ここ数日のバルサ系スポーツ紙で紙面を賑わせているのが、レアル・ソシエダのマルティン・スビメンディ(23)です。
昨日(9月21日)はMDが、続く今日(22日)はSPORTがこのバスク人ピボーテをバルサの来夏の補強ターゲットだと大きく取り上げており、この二紙が声を揃えたことで信憑性もありそう。以前から名前は出ていましたし、狙っているのでしょう。

バルサがスビメンディを欲しがるのは、ピボーテの王セルヒオ・ブスケツとの契約が今季をもって終了するからです。
契約更新もありえるとはいえ、今のところその可能性は低めで、もし延長したとしても1年が濃厚とされます。どのみちセルヒオの後任となるピボーテの確保は急務。避けては通れません、、、ってニコはどうした。

マルティン・スビメンディが欲しい

チャビ・エルナンデス監督も、新スポーツディレクターとなったジョルディ・クルイフも、マテウ・アレマニもみんなが資質を高く評価しているというマルティン・スビメンディ。彼らはスビメンディこそがセルヒオの後任に最適だと考えているそうです。

バスク人ピボーテとレアル・ソシエダとの契約は2025年6月末までとなっており、契約解除金は6,000万ユーロです。Transfermarktによると市場価格は3,000万ユーロ。その倍となると安くはないけれども、将来性を考えれば元は取れる金額ではあります。力技で引き抜ける。
ラ・レアルでの給与が安いこともありバルサの給与体系を破壊しませんし、なんなら2-3年後に5,000万ユーロで売ることになってもいいとの計算もあるかもしれません。

当然これはバルサの都合だけで言っている話。レアル・ソシエダとしては貴重なスビメンディを易々と引き抜かれてなるものか、と契約更新を求めています。
スビメンディはサン・セバスティアン生まれで生粋のドノスティアっ子なんですよね。あちらのカンテラーノの気質ってどうなんでしょう。ラ・レアル愛が強いのなら、契約更新すれば良いと思う。

(レアル・ソシエダは売る時は売るクラブで、今夏イサクを7,000万+500万ユーロで放出)

ブスケツの最終シーズン?

セルヒオ・ブスケツは2023年6月でのバルサ退団を考えている、と伝えるのはSPORTです。

ペップ・グァルディオラに見出され、2008年9月にプリメーラデビューを飾ってから早いもので14年。あの時20歳だったセルヒオも34歳となり、心身ともに疲労が蓄積していることでしょう。契約終了を機にカンプノウを離れ、新天地での冒険に出るのも悪くない。今季がセルヒオのバルサでの最終年となっても、なんら不思議はありません。

セルヒオ・ブスケツジェラール・ピケらと同様にCOVID-19を理由とした給与後払いを過去に受け入れており、6月末で退団となれば、バルサはそれを精算しなければならないわけです。なので大幅減給をしての契約の2年延長を望んでいるみたいですが、セルヒオとしては2年も縛られたくはないはず。背広組の申し出だけで契約延長はないでしょうね。

チャビは現役時代、2014年夏での退団が濃厚と言われていたところで監督ルイス・エンリケの説得を受けて1年残留を決め、三冠達成なる最高の結末とともにカンプノウを去っています。
セルヒオもまたチャビの熱い要望があればあと1年頑張ってみようかと思うかもしれないけれど、翻意へと導くことが容易ではないことは、チャビ自身がよく解っているでしょう。なんにせよ、カピタンズのなかで先発組として起用され続けているのはセルヒオだけですし、監督との話し合いの中で気持ちの変化はあるかもしれません。

ただ、これだけクラブに貢献してきたセルヒオ・ブスケツですから、もし去ると決めたのであれば、可能なかぎり良い形で送り出さねばならない。彼もまたそのために全力を尽くすでしょう。

世代交代の波

バルサはスカッドの若返りを急速に進めており、この夏で選手は大きく入れ替えられました。カピタンズは4人とも残留したものの、2023年夏には全員いなくなっている可能性もあるでしょう。給与削減が大きな理由とはいえ、サイクル的なものもあります。ペップ黄金時代の始まりから、今季で15シーズン目ですからね・・・。

そんなこんなで、不世出の天才ブスケツの後任問題に立ち向かわねばならないバルサですが、もうそれを言い始めて何年になるか分からない問題は、スビメンディ獲得で解決となるのか。いわゆる“バルサらしい中盤選手”って、ほとんど上手くいかないですからね。。“後任に最適”と言われるほどに疑ってしまうくらいには、こじれています。

クレとしての理想は、より若く、そしてラ・マシア育ちのニコ・ゴンサレス(20)で解決されること。来季はカンプノウへと戻ってきて、最終的にはポジション競争に勝ってほしいなぁ。おっと、スビメンディが獲れると決まったわけじゃないですけど。

世代交代の対象としてブスケツよりもクラブが退団を望んでいるのがジェラール・ピケで、メディアを通じ、「言ったことは守れよ」圧力をかけられている。

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