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スビ「ティトは元気」

ここまでの治療は万事順調らしい。

現在ニューヨークのメモリアル・スローン・ケタリング癌センター(MSKCC)にて耳下腺腫瘍の治療を受けているティト・ビラノバ。当初はバルセロナとアメリカを行き来して治療を進める予定だったテクニコですが、あちらのドクターたちの勧めもあって計画変更。これで良いという段階になるまではニューヨークに残り、より万全を期することになっています。ばっちりと集中的に治療し、最終的に要する期間を短縮することを目的とした結果です。

今回、異国の地で重病と戦うミスターの元には、クラブのドクターが常に付き添っているそうです。とはいっても一人の医師がずっとニューヨークに赴任しているわけではなく、医療チームの中でローテーションをしているのだとか。まずはダニエル・メディーナ医師がティトと共にアメリカへと行き、治療を始めるにあたっての環境の変化をサポート。その翌週には医療サービス部のボスであるラモン・カナル医師がニューヨークへと赴き、バレンシア戦後には再びメディーナさんがティトの元へと飛ぶという具合です。

 

「彼は毎週ライバルを分析し、試合の準備をしている」

ティトの発病以来、バルサは監督のプライベートを最大限に尊重するとして、彼の状態に関するコメントはほとんど行っていません。なのでドクターの動きなどからメディアが独自に分析したり推測したりして記事にしているわけですが、昨日は珍しいパターンとして、アンドニ・スビサレッタがカタルーニャ・ラジオの番組内にてビラノバの状態について語っています。スポーツディレクター曰く、「ティトは元気だよ。治療の前半はとても上手くいっている」

さらにスビはトップチームの意思決定へのティトの関与についても、こう述べました。「彼はニューヨークから直接、テクニカルチームへと影響する決断に参加している。毎週対戦チームを分析しているし、ヘタフェ戦のディティールについても準備してるよ」

ティト・ビラノバがいつニューヨークでの治療を終え、再びチームの指揮を執るのかは現時点では不明です。ただ2月いっぱいはアメリカにいるのは確実と見られていて、SPORT紙では復帰は3月になりそうだともされています。クレとしましては彼の不在がだんだん寂しくなってきた今日この頃ですが、何よりも優先すべきはティトの健康。春の訪れとともに嬉しいニュースが届くことを楽しみに待ちたいと思います。

 

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