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チャビ「ぺぺの言葉は無意味」

 

モウリーニョに対しては、勝利至上主義だとコメント。

昔はたしか優等生で面白みのないというイメージだったのに、いつの間にやら歯に衣着せぬ発言をする選手という印象が強くなっているチャビ・エルナンデス。週末にはカタルーニャラジオの”Tot Gira”に出演し、「モウリーニョはバルサに3年間いて、彼には愛着を持っているけれど、彼のフットボルはバルサにはフィットしない。歴史にも残らない」と斬った彼ですが、その翌日には今度はオンダ・セロの”Al Premir Toque”のスタジオを訪れると、またも同様のコメントをしています。

 

モウは歴史に残らない

「モウリーニョはバルセロナの哲学の中で育ち、バルセロナBの監督になる可能性もあった人だ。でも今は別のタイプのフットボルを実践している。僕らは彼のことをものすごく尊重してるよ。でも彼はバルサの哲学にはそぐわない。彼が求めているのは、なによりもまず勝利だ。それについては尊重する必要があるとはいえ、バルセロナでは上手くいかないだろうね。僕らはまずバルサの哲学を優先するのに対し、彼は勝つことを優先している」

そしてチャビはモウリーニョには「愛着を持っているし、良い関係にある」とここでも強調しつつも、「勝利以上のことを打ち立ててきたチームのようには、歴史には名を残さない」と再断言。シャビ・アロンソあたりは「モウは歴史を作ったし、今も作っている」と反論していますが、アロンソはバルサの第2カピタンの真意を判ってはいませんな。

一方、クラシコ後のぺぺによる”テアトロ(芝居)発言”に関しては、「気分が悪いよ。せっかく見応えのあるクラシコだったのに、試合の中身よりもぺぺの言葉の方が大きく取り上げられてるもんね…
以前は緊張関係もあったけど、今は試合が終われば抱擁を交わすし、大半は代表でのチームメイトでもある。だからぺぺの言葉は場違いであり、無意味で、なにも好いことはないんだ。それにイニエスタは、一番誠実な選手なんやからね」

またクラシコでメッシにフリーキックでの得点を許したことで、首都方面で批判を浴びているイケル・カシージャスについては、チャビは「それは彼をより強くするだろうね。怒りのモチベーションが、プレーをさらに良くさせるんだ。イケルはとてもコンペティティブであり、勝者だよ」と称えていまして、揺るぎない友情で再びモウリーニョを苛立たせたものと想像します。

しかしバロンデオロの話題となれば、もちろん聖イケルではなくメッシ推しです。「僕のキャリアは、描いていたどんな夢をも上回ってきたんだ。子供の頃から、バロンデオロになりたいと夢見たことはなかったよ。それに全てにおいて抜きん出た選手がひとり存在するんだ。メッシはあらゆる点で他を上回っている。バロンデオロはレオで落ち着くと思うよ。僕はもう十分な評価を受けているし、これ以上を求めることは出来ない」

 

警察のキャンペーン

ちなみに… 今回スペイン代表の選手たちは、スペイン国歌警察によるインターネットの適切な利用を訴えるキャンペーンのキャラクターを引き受けていまして、チャビ、カシージャス、ラモス、ビジャ、ソルダード、ファンフランが、ネットは安全に使おう!と呼びかけています。アナタこそ大丈夫なの?と言いたくなる選手も中にはいますが… (以下省略)。

そのプロモーションビデオの中で、警察官に訊ねられたチャビ・エルナンデスがなんとなく面白いので、よければご覧あれ。バルサの頭脳曰く、「インターネットではフットボルと同じように、常に頭を使って行動してね。プライバシーに注意して、セキュリティにも気をつけて」(たぶん)

 

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