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バルサユニのコロンブス

2013/14シーズンのバルサユニをまとったコロンブス。

 

 

 

 

 

 

 

 

2013年5月22日、面白いニュースがバルセロナから届きました。ランブラス通りの南側終点にそびえ立っている塔のてっぺんにいるコロンブスが、バルサの新ユニフォームを身にまとったというのです。

これは愉快犯によるイタズラというわけではなく、今週発表となったバルサの2013/14シーズンユニフォームのプロモーション活動の一環。バルセロナの街のシンボルの1つであるコロンブスにユニを着せちゃおうなんて、NIKEもオモロイことを思いついたもんです。

ちなみにコロンブスの塔(現地の呼び方はel monumento a Colon)は今から125年前の1888年、バルセロナ万博の際にアメリカ合衆国との交易を記念して建造されました。コロンブスが指差しているのは、遥か大西洋の向こうにあるアメリカ。塔の高さは60mで、内部のエレベーターによって展望台まで上がることが可能です。

また、コロンブスの出身地とされるジェノバ(イタリア)にあるジェノバFCのカラーは、ツートンながらも青と赤。いろんな因縁があるものです。

そんなコロンブスの彼方をビシッと指差す姿は、これから訪れる未来を指し示しているようにも思えます。ということで今回彼が着用したこのユニフォームには、バルサカンテラの未来であるチアゴ、デウロフェウ、バルトラ、そしてセルジ・ロベルトのサインが入っているとか。NIKEはまたこのプロモーションのためにバルセロナ市へと94,000ユーロを払っているのですが、これらは全て慈善活動に用いられるそうであります。

 

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