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12時試合への準備方法

 

一番の変更点は、前夜と当日朝の食事。

今週日曜にカンプノウで行われるヘタフェ戦は、昼12時のキックオフです。なかなか回ってはこなかったものの、ついに担当することになった東アジアへのサービスタイムでの試合開始(日本では活かされてませんが)。バルサにとっては完全にイレギュラーなる時間帯なだけに、ルーチンには幾つもの修正が必要となっています。試合前の最終調整も違えば、当日の起床やら朝食の時間だって違ってくる。では具体的にどのような修正がなされるのか、ちょっと見てみましょう。

 

いつもと異なるルーチン

こちら、元ネタは5日付のSPORT紙です。ヘタフェ戦に臨むにあたっての第一の大きな変化、それは前日のホテル泊となります。ペップチーム以降、バルサは遠征にも当日に出発してホテル泊をしない。前日泊をするのはチャンピオンズでのアウェー戦(試合会場での前日練習・記者会見があるため)と、リーガの18時キックオフの敵地戦くらいです。カサの試合では、チャンピオンズ前日にホテル泊をすることはありますが、リーガでは極めて異例です。

前夜のホテル泊以上に大きな変更となるのが、選手たちの食事です。なにせ昼12時の試合開始ですから、当日の朝食はもちろん、前日の夕食から上手くコントロールし始めなければならない。土曜は11時の練習後に一旦解散となり、20時半にホテル(カンプノウに近いNHコンスタンサ)へと入ります。夕食はスペインにしては早めの21時半には開始する予定。メニューは消化吸収しやすい炭水化物(パスタ、ライス)中心で、あとは魚とフルーツとなります。

朝食の時間も通常よりも30分ほど早くなり、8時半に開始します。こちらはビュッフェ形式の食事となりますが、食べるのはトップチーム付きの栄養士が選んだもの。具体的にはミルク入りシリアル、フルーツ、ジュース、フレッシュチーズ付きトースト、ハム、焼きチキン、パスタなどであります。理想はキックオフ3時間前までにパスタを多少食すことですが、過去に12時に試合を行ってきたチームの選手たちの例では、朝一番でのパスタはあまり選ばれていないそうです。日本人としましては、おにぎりとか卵かけご飯をお奨めします^^

そしてチームは10時半にホテルを出発してカンプノウへ。カサの試合ではいつも行われる当日の練習はなく、ロッカールームにて集中力を高めていきます。ゲーム後のルーチン調整は、特に必要はないようです。プレーをした後は2~3時間以内に炭水化物を取るのが重要らしいのですが、スペインではそのあたりの時間がちょうど昼食時ですから。

 

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