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ピケ「このレベルでプレーしていければ・・・」

 

歴史的スタートに喜びながらも、目標はタイトルだとワカ旦那。

アスレチック戦でリーガ歴代最高となるスタート記録を打ちたてたチームは日曜日をオフとし、月曜より仕事を再開しています。そしてトレーニング後の記者会見は、怪我から回復後はパフォーマンスを上げているジェラール・ピケが出席。バルサや自分自身の現状やバロンデオロ、なにやらら騒がしい白組監督について、あれこれとコメントをしています。なかなかに興味深い発言が多かったので、しっかりめに紹介してみましょう。

 

「地に足をつけるだけの経験がある」

月曜午前の練習終了後、シウター・エスポルティーバの記者会見室に登場したのはピケでした。バルサは会見当番として、練習のある日はほぼ毎日、トップチームでゲームに出場可能な選手が記者たちの前に現れます。つまりこの会見を担当するというのは、怪我なくプレーをできていて、かつチームにとって旬の選手であることの証し。選手によっては緊張の瞬間でしょうが(特に場慣れしてない若者たち)、プレー以外でもアピールをする良い場なわけです。他のクラブのことはよく知りませんが、マドリーが同様のことをしていないので、あまり一般的ではないのかも。良い慣例としているバルサには感謝であります。

話をピケの会見に戻しましょう。陽気で茶目っ気のある彼の会見は、魅力ある選手の多いバルサにおいても、楽しいもののひとつです。怪我から回復し、公私共に好調なジェリはチームの好成績についてこうコメントしました。「この好スタートは僕らを穏やかな気持ちにさせてくれるし、今後の戦いへの自信をくれるよ。でもシーズンはまだ多く残されていて、僕らには地に足をつけておくための経験も備わっているからね。ペップの1年目、僕らは一時マドリーに12ポイント差を付けた。それでも(優勝のためには)ベルナベウには勝ちに行く必要があったんだ。このプレーレベルを続けていければ、リーガは逃さないだろうけれどね」

歴史的好スタートは果たして幸運だったのか?それとも良いプレーによるものか?ワカ旦那の考えはこうです。「両方だと思うよ。良いプレーも運も両方が必要だからね。でもここ最近の試合内容は、序盤に比べて良くなってる。新監督の下では、時間が必要なんだ。でも僕らはすばらしいプレーをしているし、攻守のどちらも良くなってきている。運が影響することも否定はしないけれどね」

ペップ・グアルディオラがチームを去った翌年に、この出足を予想していたのか?との問いには、「してなかった」と正直に答えたピケ。しかし彼は「ティトが上手く手綱を取って、チームは機能した。チャレンジは記録を残すことではなくてタイトルを得ることだけれども、こういう良いスタートを切れるのは最高だよ」と語り、ティトについては次のように称えました。

「今から5年前にペップと一緒にチームを率いるようになった最初の瞬間から、ここには常に最高のグループがあったんだ。そして僕らがいつだって彼の味方であり、彼を助けると知っていたから、彼はチームの指揮を引き継いだ。ペップは埋めがたい穴を残したし、ティトは彼との比較では全敗すると言っているけれど、僕はそうは思わないよ。物事は常に改善していけるし、彼はすばらしい仕事をしている。でもこれまでティトが経験してきたものからすれば、これは彼にとってひとつのゲームみたいなもんだよ」

 

笑う角には福来る

足首の捻挫から回復するのには、思いのほか時間がかかったピケでしたが(全治2-3週間の診断が、実際は7週間弱)、復帰後のパフォーマンスは上々。このところのプレーへの自己採点は?との質問を受けたジェリは、こんなふうに答えました。「僕は自分に点をつけないんだ。それにシーズンが終わるまでは、選手の仕事を評価すべきではないと思う。フットボルはテニスのように自分次第とはいかない。僕らは11人でプレーをしていて、自分が最高でも他の選手が良くない試合だってあるからね。でもシーズンの最後には、全体として評価をする必要がある。確かなのは僕がいま良い状態にあって、フィジカルコンディションもばっちりってことだよ」

そして。「結果が伴っていれば、全てはより容易になる。フィーリングが良ければ尚のことさ。僕は思い出すのは、いつも笑顔でプレーをしていたマジック・ジョンソン(NBA)のことだよ。そうやってプレーをしていれば、物事はより良くなっていくと僕は思うんだ」

 

バロンデオロはメッシ

その他のチームメイトたちについても、ピケは質問を受けています。その1人がセスクです。「僕は彼がアーセナル時代よりずっと良い選手になってると思う。ここではエストレーモや中央、インテリオールなど複数のポジションでプレーをしていて、そのどれもで良い成果を出して貢献しているからね。彼にとって最高のシーズンになるんじゃないかと僕は思うんだ。僕が見るところでは、彼はものすごく幸せそうにしてるよ」

セスクと共に少年時代からの親友であるメッシについても、ワカ旦那はべた褒めです。レオがミュラーの記録に大接近中である件について、彼はこう言いました。「すごく楽しみだよ。それだけのゴールなんて、何年かけても決められるもんじゃないもんね。でも記録達成については、あまりクローズアップするべきじゃない。そうすることで、メッシはより苦労することになるだろう。僕はエトーがボタ・デ・オロを獲ったときのことを覚えているけど、彼は最後の試合でかなり苦労していたんだ。今までのようにしていれば、彼はきっとやってのけるよ」

バロンデオロについても言うまでもなく、ピケのイチオシはメッシとなります。「アンドレスにも受賞できると僕は心から思ってる。クリスティアノもすごいシーズンを送ったよね。でもこれまでにも何度も言ってきたように、僕の本命はレオなんだ。リーガで50得点を決めるなんてとんでもないよ。現時点での最有力は、レオだと思う」

では同じセレモニーで発表となる最優秀監督賞はどうでしょうか。「デルボスケに受賞してほしいね。彼はムンディアルとユーロを制しているし、スペクタクルな仕事をしている。ムンディアルでのドブレピボーテのように、批判を受けた時でも彼は自分の考えに忠実だったし、それで優勝を果たしたんだ。ペップとモウが受賞して、ビセンテが受賞しないなんてないよ」

 

モウについて「僕らはもっと自然に振舞う」

先週から今週にかけて、マドリーとモウリーニョ周辺の話題が盛り上がっています。まずデルビーについては、ピケはこう感想を述べました。「デルビーにエキサイトは付き物だし、アドレナリンが上がって、プレーは少なくなるものなんだ。今回の場合もその見本のようだった。アトレチコは自分たちのプレーをしようとしたけれど、マドリーはクリスティアノがフリーキックを決めて以降はより快適に試合を進めていたね」

デルビーの開始前、モウリーニョは単身ピッチに現れ、ベルナベウからのブーイングやら拍手に身を委ねるというパフォーマンスをやっていたわけですが、それについては「それを決めたのはモウリーニョの自由だよ。まあ僕らだっらもっと自然に、まとまりのある振舞いをするけれどね」とコメントしたピケ。6月でのアディオスになると首都方面でも言われるようになったポルトガル人監督に関しては、「僕らは自分たちの仕事にだけ集中しているし、彼のことは気にしていない。重要なのは僕らがどうファイナルにたどり着くか、どんな仕事をしてきたかなんだ。こちらではコントロールできないことは、気にしないのが一番だよ」とスルーしています。

バルサとマドリーが一緒に笑うシーズンは考えられません。仮に一緒に泣くことはあっても、共に笑うことはないでしょう。「そうかもしれない。ただ片方がすごく良ければもう片方は酷いようにも見える時でも、それはいつだって逆転しうるからね。こちらが2試合に負け、彼らが良い結果を出せば、僕らが悪くなる。僕らが全てに勝つことはありえないと知り、準備をしておく必要があるんだ。ダメな瞬間もきっと訪れるし、それと戦っていかなければならないだろう」

モウの次の就職先と言われているのがPSGですが、彼らはペップにも熱心に声をかけているとの報道がもっぱらです。「ペップならどんなチームにでも上手くハマるよ。彼がバルサの監督になった時も、あまり忍耐を許される状況じゃなかった。僕らは2年間無冠だったし、クレはいつだって結果を期待しているからね。そこで彼はすばやくチームを統率し、結果を出した。そんな彼だから、どこのチームでも上手くやれるさ」

 

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