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ミラン・ピケ・メバラク

 

ピケとシャキーラに第一子が誕生。

1月22日の現地時間21時36分、バルセロナ市内にあるテクノン医療センターにてクレ待望のベイビーが誕生しました。ミラン・ピケ・メバラク。FCバルセロナの選手ジェラール・ピケと、コロンビア人歌姫シャキーラの一人目の子供であります。彼女の公式ウェブサイト発表によりますと、ミラン(ミにアクセント)君の体重はおよそ3kgで、母子ともに健康ということですのでなにより。おめでとうご両人、そして魅惑のバルサワールドへようこそ、ミラン君!

 

親愛、熱心、勤勉、統一

メバラクはシャキーラ一家のファミリーネームとなります(彼女のフルネームはシャキーラ・イサベル・メバラク・リッポール)。そしてグーグル先生で調べていて、彼女の母親ニディアさんがカタルーニャ系であることを、今回初めて知りました。

誕生直前まで”不明”とされてきたMilan という名は、あのパスタの国の首都から取ったわけではなく、スラブ語では”親愛”、”愛する”、”愛情深い”を、古代ローマ語では”熱心、熱烈”、”働き者、勤勉”を、そしてサンスクリット語では”統一”を意味するものだと、こちらもシャキーラの公式サイトで明かされています。このあたり、さすがにIQ140は伊達ではないと思わせるところです(ジェリは軽いノリで決めたと勝手に想像^^)。

このミランという名前、カタルーニャ地方ではかなり珍しいのだそうでして、SPORT紙のデータによれば、2011年に行われた国勢調査?におけるミランという名の人は、カタルーニャ全体でわずか68人(バルセロナ市内では35人)。スペイン全国でも393人しかおらず、その多く(334人)が外国系なんだそうです。

 

帝王切開にて誕生

出産当日22日の18時30分、シャキーラはピケと共にテクノン医療センターへと入りました。陣痛が始まって急いで入院したのではなく、彼女は元々19時に入院予定だったそうです。また、この病院のウェブサイトを覗いてみますと、さすがに世界的シンガーが利用するところだな、というのが第一印象。場所はバルセロナ市の高台にあり、敷地面積は6万平方メートル以上だそうです。つまりは最先端医療が受けられる、それはもうすばらしい病院ですな。ドウデモ情報としましては、二人が乗っていったのはピケの自家用車で、運転を担当したのはシャキーラの弟です。

今回、ミラン君は帝王切開によって誕生しています。つまりは全ては計画通りだったわけでして、二人して2月2日のカップルは、息子にも2に関連のある誕生日を授けようと、この日を選んだのでしょう。ちなみに日本でも帝王切開は珍しくはなく、妊婦さんの5-6人に1人はこの方法を採っているそうです。

そしてその分娩手術を担当したのは、マヌエル・ガルシア・バルデカサス産婦人科医の率いるチーム(クリスティーナ王女をはじめ、数々のVIPを担当)。バルデカサス医師と聞いてピンと来たアナタはきっとかなりのクレでして、このマヌエル・ガルシア・バルデカサス医師はエリック・アビダルの肝移植手術を担当した、ファン・カルロス・ガルシア・バルデカサス医師の兄弟だそうで。ただシャキーラは女性のみのチームによる手術を希望していますので、実際にミラン君をおなかから取り出したのは、娘のカルロタ医師(32)となります。

また一部ゴシップ誌の伝えるところによりますと、歌姫は手術による傷跡が残らないようにするため、オペには形成外科医の隣席も希望したといわれています。

 

ソシオ番号171,751

生まれたその日にバルサのソシオとなったジェラール・ピケ。その手続きを担当したのはクラブの元大物理事であり、現在はクラブのUEFA大使(チャンピオンズの抽選会などにバルサ代表の一人として出席する)であるアマドール・ベルナベウさんでありました。

ミラン君の誕生がソシオオフィスの閉まっている21時36分だったため、アマドールさんは一夜明けた23日午前、ジョルディ・カルドネル副会長と共にカンプノウに隣接するソシオオフィスを訪れ、ひ孫の入会手続きをしています。そしてミラン君が手にしたソシオ番号は、171,751。この数字についてはMUNDO DEPORTIVO紙が大発見?をしていまして、この番号の数字を全部足し算すると、なんとこちらも「22」となるんですなぁ。

25年前にジェラールをソシオに入会させた時、「彼の息子も自分がソシオにする」と誓ったのだというアマドールさん。その念願が叶い、きっと感無量だったことでしょう。そして曾お祖父ちゃんはミランという名前に関し、「ちょっとばかり新しい名前だけれど、これからは同じ名前の子供が増えていくんじゃないかな」とコメントしています。そしてニッコリ笑いながら、「あとはシャキーラをソシオにするだけだね」

アマドール・ベルナベウさんはまた、ひ孫誕生の知らせを受けた前夜、テクノン病院へと向かうところでラジオ局 RAC1の取材を受けてこんなふうにも語っています。「娘(ピケの母)からは褐色で、黒髪だと聞いてるよ」、「シャキーラは名前の意味の書かれた本をたくさん読んでいた」

 

シャキーラの母上「孫はジェラールに似てほしい」

ピケとシャキーラの子供がテクノン医療センターで誕生することは広く知れ渡っていましたので、この22日の病院入り口周辺にはスポーツ新聞やゴシップ雑誌をはじめ、各種報道陣が多数集まっていたそうです。数人のパパラッチに至っては、二人の車が病院に到着するや、一緒に駐車場へと入ろうとして警備員とちょっとした悶着を起こしたのだとか。そんな興奮も一段落していたであろう23日、シャキーラのご両親が報道陣の取材に応じています。

前夜、娘に付き添っていた両親は、夜更けに一度家へと戻り、23日朝に再びタクシーにて病院へとやってきています。そして玄関前にて、報道陣からマイクを向けられた母のニディア・リッポールさん曰く、「私たちは幸せです。娘もおかげさまでとても元気にしています。ミランはかわいいですよ」、「ミランが誰に似ているのかはまだ分かりませんが、ジェラールに似てほしいな、というのが私どもの願うところです」

父ウィリアム・メバラクさんもまた、ピケ似の男前を希望すると語っています。「今はまだとっても小さいですが、いずれはパパに似てくるんじゃないですかね」。なかなかに感じのいいお二人です。

ちなみにシャキーラの両親には歌姫の姉(妹?)であるルシアさんも付き添っていまして、神経外科医であるところの彼女もまた、ピケと共に分娩に立ち会ったのだそうです。「全てが順調ですし、すばらしい医療チームですね。甥の誕生の瞬間は、非常に尊いものでした。感動しました。(ピケとシャキーラの)二人も感動していましたよ」

 

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