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ロウラ「これもフットボル」

 

PSG戦を意識しすぎたとは思わない、と第二監督。

火曜日に行われた各国代表戦で複数選手がFIFAウイルスに感染し、3日後にはパリでのチャンピオンズ1/4ファイナル・イダが控えているバライドス遠征。トラップとなりうる要素満載の試合だっただけに、目前にて3ポイントを逃したことは残念ではあったものの、結果としては予想の範囲内でありました。厳しい試合になると前日会見でも語っていたジョルディ・ロウラは、試合後の会見においても予想したとおりの難しさだったと強調しています。

 

数少ないチャンスでやられた

「困難な試合になることは分かっていたよ。シーズンもこの時期となれば、どんなチームであっても試合は難しいものだし、セルタの置かれている状況からすれば尚のことだからね。彼らには毎試合がファイナルなんだ。私たちはより困難なこと、つまりは逆転勝ちの目前だったけれど、1つのプレーで上手く守れず、彼らに追いつかれてしまった。ただこれもフットボルだし、少ないチャンスのチームが同点に追いつくのも起こりえることなんだ

そして。「最初、私たちは試合に入っていくのに苦労した。入り方としては、少々熱さがなかったと思う。けれども後半は良くなっていたし、フィーリングを落としていたとは思わないよ。失点の場面が良いプレーでなかったのは確かだけれど」

同点ゴール時のダニ・アルベスの対応について問われた第二監督は、誰か個人の責任ではないんだと諭しました。「個人のせいにするつもりはないよ。終盤はおそらく、チームとしての激しさが不足していたんだ。特に2-2にされた場面でそうだったのは確かで、それで同点に追いつかれることになった」

 

コンペティションはそれぞれに違う

アンチな人たちはこのエンパテを受け、(望みも込めて)”パリでの戦いに向けての暗雲!”と言ったりもしていますが、そんなことはないよというのがジョルディ・ロウラの見解です。「コンペティションはそれぞれ違うからね。私たちはここへ勝ちにきたけれど、今はもうこの試合のことを忘れて、火曜日の試合のことを考えている。フィジカルコンディションのより良い選手が、パリではプレーするだろう」

頭がヨーロッパに向いていたのでは?との問いに対しては。「チームがPSG戦のことを考えてプレーをした、という感覚は私にはないよ。このセルタ戦は非常に重要だったと私は今も思っているんだ。私たちは大きな努力をし、試合に勝ちにいったけれど、最終的にこういう結果となった。私たちがパリ遠征のことを考えていたとは思わない。私たちにとって、リーガは大きな重要性を持っているんだ。これからは火曜日の大事な試合のことを考えていくけれどね」

そしてロウラはピリッとしなかった控え選手たちに関し「彼らには満足している」とフォローすると共に、招集を受けたエリック・アビダルについては「つまりはプレーする可能性もあった」としています。

第二監督は勿論、PSG戦の先発を明かそうとはしていません。ただ今日の出来からすればパリでピッチに立つ可能性もありそうなクリスティアン・テージョに関しては、こう称賛しています。「パリで誰がプレーするかは、後で判るさ。テージョのことは、私はいつも称えてきている。彼はとても好い仕事をしているし、彼に不足していたアグレッシブさを手にしていってる。今日はとてもよく働き、ゴールだけでなく良い試合をしたね。とはいえ、彼がハイレベルなプレーをしたのはこれが初めてでもない。彼は若く、今後も向上を続けていく必要があるけれど、私たちに違ったもので貢献してくれる選手なんだ」

最後に再び、ビーゴで食らった2失点についてです。「私たちの守備はとても良かったと思う。今日は彼らのわずかなチャンスで大きなダメージを与えられたことが残念だよ。失うもののなかった彼らに、私たちは同点にされた。改善していく必要があることは知っているし、内々でやっていくよ」

セルタ 2-2 FCバルセロナのマッチレポートはこちら

 

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