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ロウラ「スゴいチームだ」

 

個人ではなく、戦う集団としての出来栄えを称えた第二監督。

メッシ、イニエスタ、ピケ、ブスケツ、アルバら主力選手を多数休ませながらも、”ジェネレーション91″の活躍によってラ・ロマレダでサラゴサに快勝(0-3)したFCバルセロナ。この敵地での3ポイント獲得はリーガ奪還に向け、地味ながらもかなり大きな一歩となりました。ティトバルサはこれで、フエラでの残り3試合に全部敗れても、地元での残り4試合のうち3つに勝てば、それでOK。すでに国内を制したバイエルンほどではないにせよ、チャンピオンズ準決勝へと集中できる状況は築けています。もちろんテクニコがそんなふうに語ることはなく、優勝決定までは100%集中でいくと強調してるのですが。

 

チーム全員の仕事を強調

今日もまたティト・ビラノバの代理として試合後会見を担当したジョルディ・ロウラはまず、サラゴサの健闘を称えた後、ラ・ロマレダで手にした結果についてこう語りました。「とても好い結果だよ。私たちにとってはリーガが基本であり、優先目標なんだ。私たちはこの試合を重視していた。選手の温存はしていないよ。ただベストだと考える、フレッシュな選手たちを送り込んだだけだ。今日はこれまで出番の少なかった選手たちがクオリティを示してくれたね。本当にスゴいチームだ

ゲームで一番目だったのは2ゴールを決めたテージョですが、第二監督が称えたのはチーム全員の頑張りでした。「ほとんどの選手たちがハイレベルなプレーをしていた。サラゴサの置かれている状況や暑さ、開始時間(19時)、乾いたピッチなどとても難しい試合だったからね。もし試合に没頭せず、集中力を欠いていたなら、試合に勝つことはできないんだ。今日の試合で、誰か一人を強調するのは難しいよ。とても難しいゲームだったし、テージョは良い試合をしたけれど、チアゴやソング、バルトラ、モントーヤ、アドリアーノもファンタスティックだった… 私としてはチーム全体を強調したいね。この数週間、出番の少ない選手たちが好い成果を残してくれている。このチームをとても誇りに思うよ

 

温存は考えなかった

そうしてロウラは、今回の外野から見れば温存策と思ってしまう選手起用も、そうではないと再び主張。チャビを休ませなかった理由と併せ、こう説明しています。「翌週は平日に試合がないので、選手を取っておくことは考えなかった。私たちはこの試合にも勝ちたかったし、ベストと思う選手を起用したんだ。もし平日に試合があったならば事情は異なっていただろうけれど、実際はそうではなかったし、だから温存は考えてはいないよ」

ピケをベンチに置いたまま使わなかったのは、「試合数が相当に増えていたから、休ませるのがベストだった」という納得の理由。一方で先発として役割を果たしたマルク・バルトラについては、「ふくらはぎを少し攣っていたけれど、特に問題はなかった。それを伝えられた時、リズムを落とすように指示を出した」とのことです。

良い動きをしていたアレクシスと、声援を受けてピッチに立ったビジャについては。「彼らはタイプの異なる選手たちだ。ダビドは中央にいて、相手セントラルの間でターゲットになる時の方がより快適にプレーできる選手。対してアレクシスは、その動きによってチームに貢献し、サイドにいることを好む選手だね」

これでリーガは残り7試合(21ポイント)となり、バルサと2位マドリーとの差は13ポイントのまま変わらず。タイトルはほぼ手中に収めたようなものですが、アシスタントコーチはいつものように、慎重な姿勢を崩そうとはしていません。「今日私たちはまたタイトルへと大きく前進をしたし、次の日曜日もレバンテを相手に前進できるよう努めていく。けれどもまだ、決まってはいないんだ。慎重さをもち続け、1試合ずつこなしていきたい」

 

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