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ルーチョ、砂浜を駆ける

チャリティマラソンに参加したバルサ監督。

我らの愛する監督ルイス・エンリケが先週土曜、子供たちのために砂浜を駆け抜けました。バルセロナの隣町カステイデフェルスで行われた第三回Aurun Sanset Beachチャリティーマラソンに、事前の約束どおりに参加したのです。この大会は、社会的に除外される危険のある子供たちを援助するためにNGOのEOSプロジェクトが主催したもので、ランナーの登録代がEOSに100%寄付されるという、これ以上なく社会性の強いレースとなっています。ルーチョがここに参加したのは彼がEOSの名誉会長だからだそうです。

10kmを快調に完走

ルイス・エンリケがこの大会に参加するかも、とのニュースは以前から広まっていましたから、舞台となったサンセットビーチはこの日、バルサ監督登場への期待で大いに盛り上がっていました。実際、彼と一緒にマラソンを楽しめる機会などそうはないですから、ルーチョの周りには常に人だかりが出来、彼はたくさんの歓迎の言葉で迎えられたようです。そしてひっきりなしの挨拶やサインや記念写真へのリクエストに対し、ミスターは快く答えていったと。好いですね、この距離感。

さて、このレースはサンセットビーチで行われますために、夕焼けの見れる時間帯にスタートという一風変わったスタイルとなっているらしく、ルイス・エンリケの出場した10km部門は19時の開始でした(その他、40kmと20kmの2部門があり)。砂浜を10km走るのは結構疲れると思うのですが、現役引退後はフルマラソンやトライアスロン、さらには251kmを6日間で走るという鉄人マラソンにも参加し、自転車でも平気で数十キロを走るなど鍛錬を欠かしていないルーチョにとっては、きっと余裕の部類だったんじゃないでしょうか。

バルサ監督は観客たちの声援を受けながら快調なペースで完走し、最後は愛娘のシャナちゃんと一緒にゴール。気分も晴れやかに、今日月曜からの英国“ステージ”に臨んでいることでしょう。若い衆にはまだまだ負けんガッツ兄貴です。

 

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