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ルイス・エンリケ「もっと重要な試合が来ると期待してる」

グループ首位になりたいが、決定的要素ではない。

いよいよやってきました、年内最後のビッグマッチ。パリ・サンジェルマンを要塞カンプノウに迎えての、チャンピオンズ・グループステージ最終節で す。現在F組で勝点12の2位につけているバルサは、この試合に勝利すればPSG(勝点13)を逆転しての首位フィニッシュ。引き分け以下であれば2位と なり、すでに1位を決めている他組の強豪たち(バイエルン、チェルシーら)と1/8ファイナルで対戦することになります。それは上位進出を狙う上で決定的 な要素ではないですが、パリチームには9月末にシーズン初黒星を喫していますし、ルーチョチームとしては強豪相手にもしっかり勝てるところを示しておきた い。つまるところ、目指すのはいつもと同じく勝って誇りを満たすことです。

いつものように勝ちにいく

UEFA主催の前日会見におきましてバルサ監督ルイス・エンリケが強調したのは、この試合の結果で今後が決まるわけではないけれど、バルサはバルサ であるからいつもどおりに勝利を目指して勝点3を取りにいくとの意思でした。以下は会見におけるミスター・ルーチョの言葉です(主にSPORT電子版を参 考)。

■チャンピオンズの雰囲気
「私がピッチに出て行くのは最後だから、チャンピオンズのアンセムを聞けるかどうかは分からないけれど、確かに雰囲気は特別だし、とても魅力的なコンペティションであることが伝わってくるね。これは非常に重要な試合ではあるけれど、一番重要な試合ではない。これから先にもっと重要な試合がやってくることを期待してるよ。トーナメントにおいてはブエルタ(第2戦)をカサでプレーしたいところとはいえ、ブエルタをカサでプレーする時はイダ(第1戦)が心配になるだろう。決定的な要素ではないと思う」

グループ首位で終える重要性はそれなりだと感じている。グループ1位になりたいけれど、取戻しがきかないわけじゃない。決定的とはならないだろう。グループを2位で終えながらも、1/4ファイナルへと勝ち進むチームは幾つか出るよ」

■対決へのアプローチ
いつものように、勝ちを目指してピッチに出たい。私たちはいつもそうしてきたし、プランニングは変わらないよ。ただし今回対戦するのは私たちと同じ野望を持った、チャンピオンズの優勝候補だ。私たちは攻守において多くを求められるだろう。毎試合のように、勝点3を目指していくことは変わりないよ」

前回対戦のこともあり、とても燃えている

■PSGについて
PSGはすでにチャンピオンズの優勝候補の一角だと思っている。フランスリーグではほぼ毎回勝っている。あとはファイナルに勝ち進んで力を証明する必要はあるけれど、ポテンシャルはベストチームのうちに入っているよ」

■パリでの敗北
「どんなことも影響はあるものだし、あれはシーズン初黒星だったからね。私たちは狙いが当たらず、またエラーも犯したので起こりえた敗北だったと理解した よ。けれども今はまた違う状況での対戦だし、同じように守って同じようにスペースを閉ざす相手チームはいないんだ。チームに影響を及ぼす要素はいつだって 存在してるさ。前回対戦のこともあるし、相手が優勝候補の1つだということで、私たちはものすごく燃えているよ

■イブラヒモビッチ対策
「パリでの彼らはイブラ不在で私たちに勝ったね。。PSGのスカッドは、誰か欠場者があっても十分に強力だよ。今回はイブラがいることで、彼らの攻撃のポテンシャルはさらに増している。イブラヒモビッチはトップレベルの選手。もし彼がいつものレベルにあるのなら、止めるのはかなり難しいよ。私たちは集団で守っていきたい。互いにサポートし合い、ブロックでプレッシャーをかければ、彼らがボールを得る回数は少なくなり、脅威も減るだろう。イブラにはどんな瞬間にでも状況を解決する能力があるけれどね。イブラの元同僚たちが彼を知っているのは良いことだよ。私たちは彼の長所も短所も知っているからね」

■PSGに警戒している点
イダの試合と似たプランでくると思う。イダでは私たちが試合の主導権を手にし、彼らは攻守の切り替えを利用してきた。私たちのハイプレッシャーが時々機能しなかったのは確かで、それは彼らが上手くやった一方で、私たちが失敗したことが理由だ。カバーニとイブラは出場してくるだろう。彼らは簡単にゴール前まで来られる選手たちだ。ルカス(モウラ)、ラベッシ、パストーレが出てくるかどうかは分からない。彼らは私たちと同じように、あらゆるタイトルを欲するチームだ」

■イダの試合を振り返って
「あちらで私たちはエラーを犯したけれど、引き分けることは出来たと思う。終盤に2つ決定機を手にしたしね。けれどもエラーによって私たちは罰せられたわけで、今回は失敗しないように試みていくよ。ボールロストとカウンターに注意することが私たちの目標の1つだ。攻撃をよりコントロールできる試合があれば、ロストをよりコントロールする試合もあるけれど、敵地でプレーするチームは第2列へのプレッシャーによく注意を払わなければならない」

右ラテラルには誰を起用する?

■ダニ・アルベスの穴埋めはアドリアーノかバルトラ?
選択肢はもっとあるし、それはサプライズ要素となりえる。アドリアーノはより攻撃的なラテラルで、相手陣内により盛んに入っていく。マルク(バルトラ)はセントラルにコンバートされた選手だが、(ラテラルに)適応できるだろう。このポジションで誰がプレーするのかブランは知らないわけで、サプライズとして使うことも出来るね」

■ドグラスは?
「私は全員を戦力に数えている。出場時間の多い少ないが出るのは、フットボルだから仕方ないさ。私の考えが変わるかどうかは選手たち次第だ。昨シーズン(のセルタで)も全く出番がないところから、不動のレギュラーとなった選手たちはいるんだ。彼らは私を納得させるためにハードワークを続けなければならない」

■今回はルイス・スアレスが使える
「イダでは出場停止で彼はいなかったけれど、今はそれも終了している。ルイス・スアレスは私たちがアタッカーに求めるもの全てで貢献してくれる選手だ。守備を崩し、得点力があり、飛び出しがあり、アシストも決められる」

メッシ、バロンデオロ、暴力反対

■メッシがドーピング検査を2種類(尿と血液)命じられた件
「ドーピング検査を行う上では、それも可能性の1つだからね。どんな選手でも同じ状況となれば奇妙に思えるだろう。私だってそうだと思う。ただしそれはノーマルの範疇だ。私たちはドーピングに反対しているわけで、私たちに違反がないと確認されるのは良いことだよ」

■今年のバロンデオロは接戦?
いつも以上の接戦かもしれないけれど、私たちが話しているのは並外れた数字を残している2選手だからね。それに私の意見はみなさんはすでに知っている。(メッシ推しだと)私はもう800万回ほど言ってるんだ。その他の意見を私は尊重する、以上だ」

■スタジアムでの侮辱行為
私はいかなるタイプの暴力にも反対している。そして人はそれぞれしたいように解釈をする。私からはそれ以上言うことはないよ」

 

コメント

  1. ノリ より:

    いつも更新ありがとうございます。

    PSGに勝ってくれバルサ!

  2. コメントありがとうございます!
    バルサも期待に応えてくれましたし、強敵相手に勝てたのは自信になりますね。