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続 チャビとアルベス

抜けてしまうと困るクラックたちの残留のため、会長が動くと。

先日のRCセルタ・デ・ビーゴ戦はチャビ・エルナンデスの存在感を改めて確認した試合でした。彼がいない時には有効なポゼッションが出来なかったチームが、マエストロがピッチに立つことでいきなりバルサらしいパス回しとなる。今季ここまでに何度も目にしてきた場面が、バライドスでもまた再現されたわけです。このバルサ哲学の唯一無二の体現者であるチャビ永遠の若さを手にしますように、、と天に願えど叶うはずもなく、彼はそう遠くない未来にバルセロナを離れてしまいそうな雰囲気。それについて考えるたび、そこはかとない寂しさが胸をついて心のハンカチは何枚あっても足りませんが、別れを少しでも先延ばしにするべくバルトメウ会長が動いている模様です。

チャビはどうにか2016年1月まで

2016年6月でバルセロナとの契約が満了するチャビ・エルナンデスは、この夏でのカタール移籍が有力だと報じられています。リーガが休みだった3月末には家族を伴ってカタールを訪れ、アルサッドの幹部さんたちと記念撮影をしていることで、ウワサは加速。チャビ自身が「なんの契約もしていない」とコメントしているにもかかわらず、未来はもう決まったかのような雰囲気です。

しかし。フットボルの世界では実際に契約書にサインをするまでは何がどうなるかは分からない。カピタンがすでにカタール行きを決断しているとしても、バルセロニスタの熱い思いや家族の助言などによって、少し先まで延びる可能性は無いとはいえないでしょう。チャビはバルサ愛の塊みたいな人ですから、自らがバルサにとって役に立つ存在だと感じれば、“契約が満了するまで残るかな…”となるかもしれません。

そこで、、7日付のSPORT紙が報じているのが、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長による説得工作です。正直なところ、バルトさんがこの点で頼りになりそうかといえば微妙ですが、バルサ会長はここ最近はカピタンと何度か会話をしていて、あと1年残されているクラブとの契約をどうにか満了してもらえないものか、と伝えているらしく。“それがムリなら、なんとか1月まで”、とお願いしていると同紙は述べています。

ということで長々と書いてきましたが、要点は“バルトメウ会長がチャビに退団先延ばしを求めていて、そのために出来ることは全部するであろう”。そしてチャビがいるうちに退団後の備えをしていく、とのことなんですが、そもそもそれが期待できない、、という愚痴はとりあえず今回は置いときまして、私たちクレの(勝手な)願いをマエストロが聞いてくれたらなと思うところです。

アルベスと初交渉へ

また、クラブは今週ようやくダニ・アルベス側へと契約延長のオファーを出すそうです。SPORT紙によりますと、水曜日のアルメリア戦が終わった後にFCバルセロナのフットボルディレクター、ラウール・サンジェイがアルベスの代理人ディノラ・サンタ・アナ氏と面談するらしく。契約期間に関してはアルベス側の希望は3年と言われていますが、バルセロナは2年間のオファーを出すようです。そして2週間の検討期間をおき、次なる交渉で話を詰めていくと。この件については不満が多々ありますので、今回はこの辺に止めておきます。

 

コメント

  1. Yasumitsu Tanaka より:

    頼むからCLまでは、今期中はバルサにいてくれ!!!と願うばかりです。
    チャビなしのボールが空中を漂う落ち着かないゲームはもうたくさんです。

  2. チャビの去就には連日注目が集まってますね。アルメリア戦は先発の可能性もあるみたいです。