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アンドレ・ゴメス合流!

五輪参加中のネイマールとラフィーニャ以外は全員揃う。

夏のファン向けチームプレゼンテーション祭りであるガンペル杯を前に、FCバルセロナが選手たちの新背番号を発表しました。注目されていた6番は予想どおりにデニス・スアレスのものとなり、サンペールが16番に、ディニャが19番に、アンドレ・ゴメスが21番に、ウンティティが21番に決定。クラブによるとこれはガンペル杯で使われる番号とのことですが、シーズン中もそのままいくと考えて差し支えないでしょう。ドグラス(2)やサンペールムニール(17)の番号は移籍に伴って空く可能性はありますが。

若返ったチーム

現地明日10日に行われるガンペル杯2016は、イタリアのサンプドリアとの対戦です。何故彼らが招待されたかというと今季がバルセロナが初めてチャンピオンズを制してから25周年にあたり、あのウェンブリー決勝で対戦したのがサンプドリアだから。ファーストユニフォームも当時のデザインをオマージュしてますし、節目の25周年はバルサにとって重要な位置付けとなっています。で、ここまでのトップチーム新加入選手たちは全員その決勝の時にはこの世にいなかったわけで、この夏でチームはずいぶんと若返りました。

出来ることであれば、この若返りはラ・マシア選手たちの台頭によるものであったほしかったですが、またいずれフットボルバッセを上手く盛り立てる理事会が誕生し、キラキラ星たちが育ってくることを期待して待つことにしましょう。バルサの哲学が消えないかぎり、ラ・マシアは再び重要な選手供給源になると信じております。そして矛盾もありますが、今季カンプノウの門をくぐった選手たちが是非成功をクラブにもたらしますように。

「始まりを待ちきれない!」

哲学といえば、下の埋め込みツイートは昨日、この夏最大の目玉補強選手であるアンドレ・ゴメスがツイッターに投稿したものです(インスタグラムにも同じ写真)。何を写したものかといえば、シウター・エスポルティーバ内にある壁だそうでして、カタラン/カスティジャーノ/英語でバルサが若者たちに示す価値が書かれているのが分かります。敬意。野心。チームワーク。努力。謙虚さ。アンドレ・ゴメスがまずこれを仕事始めの初メッセージに選んだところに、彼の人柄を感じます。

バルサ初日のポルトガル人セントロカンピスタをエスコートしたのはセルジ・ロベルトでした。セルジは1992年2月生まれの24歳で、ゴメスは1993年7月生まれの23歳。同世代の二人はスペインとポルトガルのユース代表として何度も対戦したことがあり、国を超えた友人となっていたのだそうです。またSPORT紙によりますと、アンドレ・ゴメスは動物好きなのでテル・ステーゲンと気が合うだろう、ビデオゲームも好きなのでレオ・メッシと対戦することもあるかもしれないとのこと。外交的な性格といいますから、友人はすぐに出来そうです。

ダブルセッション

ということで、このアンドレ・ゴメスが合流したことで、ルーチョチームはこれから訪れるであろう第4のデランテロとリオ五輪出場中のネイマールラフィーニャを除いた全チームメンバーが揃いました。昨日の全体トレーニングにはゴメスとともに、サムエル・ウンティティ(土曜日に自主トレ実施)が初参加。明日のガンペル杯、そして週末のスーペルコパへと向けた準備を進めています。

8月1日以降にチームに加わった11選手(テル・ステーゲンドグラスピケラキティッチブスケツイニエスタブラボマスチェラーノディニャアンドレ・ゴメス、そしてウンティティ)は午前/午後のダブルセッションでフィジカルを強化した模様。5日以降の合流選手には木曜日もダブルセッションが用意されています。

 

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