まずはプレーオフ進出を確定。
ラ・ロサレダでの残念な敗北により、リーガ優勝への道のりがまた厳しくなったルーチョバルサ。その一方で弟分のバルサBが、シーズンのひとつめの目標である、セグンダA昇格プレーオフへの出場権を確保しています。セグンダ B ディビシオン グループ3 第33節のバダロナ戦に、バルサBは0-2で快勝。前日に2位アルコヤノが引き分けていたことで、両チームの勝点差は7へと拡大し、5節を残して昇格プレーオフへの出場が確定となりました。八百長騒動に巻き込まれた後でもあっただけに、最初の目標達成はとても嬉しい出来事です。
グループ首位に大きなアドバンテージ
セグンダBからセグンダAへの昇格について、自らへの復習をかねて書いてみますと次のようになります。
- リーガのセグンダ B ディビシオンには80チームが所属しており、地域別に4つのグループに分けられる。他のカテゴリと同様に、カサとフエラの総当たりで年間順位が決まる。
- 通常シーズン終了後、各グループの上位4チームがセグンダ A 昇格へのプレーオフを行う。対戦方式はイダ(第1レグ)とブエルタ(第2レグ)のトーナメント戦。
- 各グループの首位チームはそれぞれに2試合制で対戦し、勝った2チームが昇格。また、勝利チーム同士による決勝戦(2試合制)でカテゴリ王者を決定する。
- 各グループの2位~4位チーム(計12チーム)が2試合制で対戦し、その勝利チーム(6つ)と昇格できなかったグループ首位チーム(2つ)を加えて再び2試合制のトーナメント戦。最後に残った2チームがセグンダ A へと昇格する。
ご覧のようにグループの首位になることのアドバンテージは大きく、プレーオフの首位グループ対決で勝てればセグンダAへと昇格できます。2位だと少なくとも3ラウンドを勝ち上がらなければ昇格できません。
残り5試合
バルサBは現在、グループ3で2位のアルコヤノに勝点差7をつけて首位を走っています。数週間前は勝てない時期があり、2ポイント差に迫られてもいましたが、ここ最近は4連勝で首位固め(9試合負けなし)。リーグ戦の残り試合は5つで、セグンダ B 残留を争っている3チームとの対戦が残っていますから油断のできない道のりとなりそうですが、このプレーオフ出場確定を弾みに、一気にグループ優勝へと突き進んでほしいですね。バモス、フィリアルの若者たち!
コメント
マラガ戦は監督がマラガを舐めていたような印象を受けました。
ローテーションとはいえ、似たタイプのアラベスや前回のマラガ戦で何も出来なかったデニスを考えも無しに起用した理由がわからなかったです。